システムエンジニア・渡辺拓海は妻から浮気を疑われ謎の男に尋問される
仕事も謎のプログラムと依頼者。
上司や同僚を襲う不幸。
彼らの共通点と結末は!?
鬼嫁から雇われた男から「勇気はあるか?」と聞かれ
職場の同僚は謎の失踪
仕事も謎は深まるばかりの展開で途方もない所へ
話が発散する所から収束して行くと言えばいいのか
拡大して行くと言えばよいのやら・・。
そんな話ですが、教訓があるならば・・
大きな陰謀を細かく分業することで
それぞれは何も分からないシステムは現代と同じ世界であり
我々の悪意なき悪や悲劇の背中を押したりと
「善悪なんて、見る角度次第」であると鬼嫁の台詞もありましたが
人を俯瞰して観ない限り
そのことに気付かないものですよね。
伊坂 幸太郎と同じ名前の登場人物の井坂好太郎は嘯く
「人生は要約できねえんだよ」って言葉もあったな。
システムは人をパーツとしてしまい思考を奪うが
心地良い場所なのかも
真実を知りたいのならば「勇気はあるのか」ってことかもー。