広告代理店を経営するハワードは最愛の子供を失い
深い絶望と喪失感に見舞われ空虚な人生を過ごしていた。
友人はそんな彼を心配しある計画を決行する・・。
不慮の失意って誰にでも起こり起こり得るもので
この時自分はどう向き合い立ち直れるのか?
全く予測の尽かない事態
それを何とか助けようとする同僚の姿や
セラピーの集会だったり
空虚な日々を変えようとする計画に参加する舞台俳優の3人は神なのか?
神かと思うえるぐらいの人生の疑問へのアプローチに
自分もその解答を探る・・。
人生の岐路に立った時に
心を支える柱にものを考える。
それは金や地位なんてものではないものなのだ。
全てを受け入れて
その人と心を通わせる人との関係
そんな瞬間のすばらしさ。
タイトルの”素晴らしきかな人生”とはまさにそうなのですね。
ハワードを見送る三人のラストが印象的。
生きる事、人生は素晴らしいと思いたい。