ハンネスと妻キキは仲間たちと毎年恒例の旅へ
今回の行先はベルギーでもうひとつの重大な決意を秘めていた・・。
トロント映画祭、ロカルノ映画祭など世界各国の国際映画祭で絶賛された作品。
自転車旅に仲間で出掛けはしゃぐメンバーと背負ったALS(筋萎縮性側索硬化症)不治の病ってことで
楽しさと悲しさを同時に持ち合わせた状況にて複雑な気持ちが湧き起る。
途中で知る事となる旅の目的
それはベルギーにて安楽死を受けること
時の過行く切なさは半端なく胸に迫る。
誰しもがいつしかは、何らかの原因でこの世から亡くなるのですが
それを目の前で有限な時間で迫る重さは計り知れないものですね。
ベルギーでは安楽死が合法らしいのですが
この安楽死の必要性を考えると
少し前のニュースで学者の西部邁さんが自殺されましたが
これについて小林よしのりさんが自分の最後を自らの手で行うとは立派とのコメントをされてました。
引き際を自ら決めて生きることに私もそう考えることに理解は出来ます。(出来るかは別ですが・・)
不治の病を考えての尊厳死もそうですが
高齢化でいろんなことを考えて自ら死を選ぶことも
この日本の社会でもっと議論されてもいい気がします。
尊厳を持って生きる権利と同等に死ぬ権利もあってもいいのではないでしょうか?
愛するものとの永遠の別れはせつない
だからそこ生を謳歌し日々を輝かしたいものです。