NYを舞台に10人の監督がそれぞれの物語をオムニバス形式で撮影。
1本の群像劇に仕上げた作品。
豪華キャストと世界の監督とのコラボ。
日本からは岩井俊二監督が参加。
どの作品もニューヨークを舞台に違う物語なのに映像がスタイリッシュで絵になる街だなぁ
この様々な物語が嵌るのはニューヨークの多様性や許容範囲の広さがそうさせるのだろう。
こうして作品を振り返ると・・・
スリを生業とする青年ベンと紳士ギャリーのスリリングな駆け引きだったり
インド人の商人と仲買人リフカとの話も……。
映画音楽を作曲する音楽家デイヴィッドと監督アシスタントのカミーユのヘビーな指示を伝えられたり
レストランの前で魅惑的な女性を口説き始める・・。
最近失恋した17歳の青年と卒業プロムに一緒に行くようになった娘の秘密とは・・。
忘れられない女性と再会するためにバーへと向かうが……。
オペラ歌手のイザベルと若いホテルマンとの不思議な物語
チャイナタウンで働く女と彼女を記憶を頼りに描き始めた画家とのすれ違い
印象的な作品が多かったなぁ
心へ浸透度や密度は時間の長さとは関係ないものですね。
素敵な出会い溢れるニューヨーク
スタイリッシュな会話とジョークが人を引き立て
いろんなカタチの愛がある街に魅力がないわけないですよね。
ニューヨーク,アイラブユー!