人との距離を置き静かに暮らす大学1年の春に秋好寿乃に出会った。
秋好の理想と情熱で結成された秘密結社「モアイ」。
それから3年の月日は流れ・・・。
嫌だなぁ、距離を置きたいな~と思いつつも
なぜか一緒って関係は学生時代自分もあったな。
そう思いながらも時は過ぎ
信頼、親友って言葉を主人公が信じてる姿にドッキリとする自分。
それって自分の記憶が薄れてた傷付きながら信じることや
信用や信頼の定義が微妙に自分の中で変わってしまった自分にハッとしてしまう。
まるでこの二人の会話の中を過去に自分がしてたような錯覚すら覚える。
タイトルそのままに
あの頃って青くて、痛くて、脆い自分が重なり・・
いや、今も自分は傷跡が残ってるんじゃないかな
悔いる主人公と自分の古傷がチリリと傷むように思い出す物語。