江戸時代の加賀藩の舟木家は加賀藩御料理人の家。
包丁侍一家に嫁ぐ女性と人々との交流を描く。
職業選択の自由のない時代に
兄も急死で後を継ぐことになったに・・
意図しない人生は誰もが気も漫ろなのも分かりますね。
ここから内助の功となるお春
必死に夫の料理指南を始め試行錯誤しながら
次第に絆と料理への意義や人生が開けてゆく
職種や地位で人生が定まるのではなく
人生の充実感とは自ら納得のゆく何かを成すことではないだろうか?
加賀のお家事情で政変がありながらも
料理で殿に仕える一家の忠義
そして役目を果たしたと身を引くお春
妻を探し迎えに行く姿
家族や夫婦の絆とは料理の如く
創意工夫と相手を思いやる心で築かれるものですね。
当たり前になり忘れてたものに気付く。