奥田民生に憧れる男コーロキは雑誌編集部へ異動
仕事で知り合ったファッションプレスの天海あかりにひと目惚れし・・。
歴史上の人物だったりスターだったりと
リスペクトする人って誰しもありますよね?
主人公は奥田民生を崇拝する男
ミュージックステーションでのエピソードや
時代や周りに流されない男として尊敬
奥田民生の楽曲が全編にわたり使用されてますが
どの曲も唯一無二な楽曲であり生き様なのは納得しますが
主人公コーロキは彼女のわがままに翻弄されまくり
おまけに現実には同僚や作家の間で辻褄合わせの全く違う現実
だから憧れるってのもあるのでしょうけども・・
このギャップが笑えるんですよね。
スピーディーな展開とこの狂わせガールあかり
一周通り越して痛快なぐらいの悪女っぷりいいですねぇこの劇薬・・。
ラストは血生臭い所まで行きますが
それあってのラストシーンへの流れはすでに悟りの境地か
侘・寂の世界へ到達してました。
このあかりの方が我が道を行く民生っぽいけどな(笑)