風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ブルーに生まれついて』

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伝説のトランぺッターチェット・ベイカーの伝記映画。
人を魅了する音楽を奏でる男の破天荒な人生を描く。

ジャズが好きで「My Funny Valentine」のシーンだけでもグッと来ましたけど
スタイリッシュな映像とジャズのカッコ良さに痺れたな。

しかしプライベートは麻薬に溺れて人間関係崩壊の社会性なしのどん底の生活。

昔の日本私小説も不幸や破たんを切り売りして書いてる作家も居ましたが
彼のジャズも甘美に崩壊した危ういバランスの中で成り立ったのだろうか?

天は二物を与えずと言いますが
この繊細で危ういバランスが生み出す音楽
そこに魅了されるものなのかも?

栄光に引き換えとする犠牲は甚大
運命とか宿命みたいなものでは納得できないなぁ
才能の煌きの奇跡的な存在

それを思うとチェット・ベイカーの危うい輝きも魅了されるものひとつですね。

少し憧れるような愚かさと甘美な転落
危うく魅惑な人生。