1940年、フランス北端ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士を救う史上最大の救出作戦
実話を基にした映画。
陸、海、空とそれぞれ並行してこの作戦に関わる話が進行し
それぞれが任務を完遂し作戦の成功へ繋がる話は
今年日本で起こった豪雨や地震の被災に集まった自衛隊や警察、消防なども公務員
民間からも支援する企業や個人でボランティア
それぞれがそれぞれの想いを胸に困難な状況を何とかしようとする姿がダブって見える。
戦争と災害は違うかも知れないですが
人が人の命を救いたい。
誰かの役にたちたい
純粋な感情が湧き上がるも
過酷な状況で仲間内であっても揉めたり
誰かの犠牲になり命を落とす人も沢山ありつつ
明日は我が身のほんの数センチ潮で船が進めなかったり
燃料が切れるまで戦うスピットファイヤー
小さなクルーズ船で救助に参加する民間人の親子
戦場で生死を乗り越えて見える夕景
その後の戦局にも繋がるであろうこの作戦
歴史は人の生き抜いた証の積み重ね
未来はきっとこの証が新たに作用し創られるものかも知れない。