風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『孤狼の血』

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呉原市を舞台にヤクザ抗争とヤクザ紛いのグレーな刑事と刑事を調査する若手刑事
正義とは何なのか?力が支配する極限な関係性の先には・・。
第42回日本アカデミー賞 優秀賞
最多12部門を受賞作品。

呉の彼方此方でロケされて話題になってましたが
観るとまさにいつもポタリングする呉の街の風景があるわあるわ!
映像になると昭和の雰囲気とスタイリッシュにすら映る。
今度、改めてその場所へ行ってみようかな。

さて、物語は
原作とは少し変えてありましたがこれはこれで面白い。

正義とは何か?自らは泥を被っても何を守りたいのか?
それは秩序なのか?法律なのか?愛する誰かなのか?組織なのか?

多くの正義の中でその人間にとっては筋の通った男達の生き様と
ドロドロで匂いまで漂い目を背けたくなるようなエグイ映像の数々

泥から這い上がり
何か美しものを守るって
綺麗ごとじゃなく簡単じゃないんですよね。

時に現実の重さやハードボイルドな作品も人生に必要なのだ。


ちなみに『孤狼の血』 柚月裕子
https://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/64499197.html

森林浴をしながら「孤狼の血」ロケ地のひとつへ行ってみる。
https://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/64494829.html