風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~(11)「百年の孤独」

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スポーツに興じる動機とは何か?
私は学生時代は陸上部で
今は自転車を趣味として走る事の喜びを理解してる人間ですが

冒頭の答えは何かと言うと
単純に楽しいからなんですね。

走る事を楽しむ精神から
オリンピックとなると背負ったものが大きく重すぎて
楽しめなくなり心を害するのもよく分かる。

自分の事で言えば
陸上と自転車の間にオートバイでサーキットのライセンスを取得し
サーキットでレースで勝つことを考え走ってましたが

そうなると急激にプレッシャーやタイム
マシンの性能、コンディションなどつぎ込むお金も桁が変わり
走る事が純粋に楽しかったことから急激に楽しみは色褪せて
走らなくなった過去がありました。

国を背負った彼らとは全く次元は違いますが
振り返ると彼らの苦悩がリアルに感じられ
天秤に掛けると走ることの喜びから苦悩へ

四三の苦悩と葛藤を感じて切なくなりました。

彼らの彼の背負った一歩は偉大。
記録なんてものよりも
記憶の偉大さを心から称賛したい。