風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』 百田尚樹/有本香

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マスコミスルーの宣伝なしでベストセラー話題の「日本国紀」
学校使われる教科書記述を例に
教科書では意図的に隠された歴史を学べる一冊。

「日本国紀」の副読本を先に読んでしまいましたが
より「日本国紀」に至る想いも加わり興味が湧きました。
さっと目次を紹介するとー。

序 章 なぜいま『日本国紀』か
第1章 歴史教育とGHQの申し子
第2章 歴史は「物語」である
第3章 消された歴史
第4章 日本人は駄目だけどすごい
第5章 日本人はなぜ歴史に学べないのか
第6章 「負の歴史」を強調する教科書
第7章 ベストセラー作家の秘密
終 章 日本史の中の異質なもの

となってるのですが
学生時代には教師を始め政治もマスメディアも自虐の日本史を学んだ世代であり
植え付けられた知識のベースは強固。
当時の友人の発言も今から遡って考えるとかなり根深い罪だと感じる。

読まずに批判する食わず嫌いが多いように感じますが
清濁あることを書かれてますしいろんな角度から読んでから考えて欲しいものです。

日本への熱き想いと使命を感じる作家が存在することは
これを書くためにあるのかも?って思えるぐらい歴史的宿命を感じる本。