プロデビュー戦から三敗一分。
負けが込み苦悩の日々。
駆け出しトレーナーウメキチとの練習の日々。
第160回芥川賞受賞作。
ボクサーの世界
試合での一瞬の為に日々練習に明け暮れる。
勝ってる時はいいものの
負けが込むとこれでいいのか?
葛藤の中でウメキチと友人の存在が写実的に心に迫る。
つい吐露してしまう本音とや裏腹な態度と気持ち
明日を信じてみたい。
いや、信じたいってあるよね。
サラリーマンですが悩みの多き日々に
深く考えすぎることもあるし
なぜ会社に行くのだろうと自分で不思議に思うこともある。
関係を器用に作ることの出来ないジレンマ。
明日は戦えるのだろうか!?
何だか共感。