風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『終わった人』

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大手銀行の出世コースから子会社に出向になり定年。
空白を埋めるようにジムで鍛え、再就職するも妻との関係も変わり・・。

自分も就職してから時は流れ
定年の先輩を見送って来ましたが自らが定年になる日を考えると
映画じゃないですがリアルに張り合いないのだろうな。

主人公みたいにドラスティックな何かを期待してないけど
他人から見ると滑稽な日々を送りそうで怖くもなりました。

映画に戻ると持ち上げられて社長になったり
異性に過剰な期待したりを演じる舘さんがぴったりで
カッコイイのに神輿に担がれて断れない姿
人生の終焉パートで全てを失いそうになって
本質に気付くって現実的でもあり滑稽でもありますよね。

自分がその時を迎えた時に確たる何かを持っていたい
切に想う今日この頃となる切っ掛けになりました。