行方不明者の捜索を請け負う元軍人のスペシャリスト
議員からの依頼で議員の娘ニーナを救い出すも
依頼主の父親が自殺し事件はとある方向へ・・。
第70回カンヌ国際映画祭の男優賞と脚本賞を受賞作品。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)により生と死の曖昧な精神状態
ギリギリの所でこの世と繋ぎ留めてるものは痴呆症の母親の世話なのか
薬で朦朧としたニューヨークは多くの思惑とそれとは無縁に生きてる様で
まるで違った世界のようにも思える。
自殺を妄想しながらもニーナのことを救いたいと思う微かな光
大げさに言えば私も
この世界と繋ぎ留めてるものって何なんなのだろうか?
欲望?絆?愛?
根拠のない未来への希望だろうか?
「今日はいい天気」ってニーナの言葉
そういうことなんだろうな。
なぜかまた性懲りもなく生きてる自分を思う。