風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『まく子』 西加奈子

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小学5年生の慧と転校生のコズエ
コズエはいろんなものをまくことが好きな変わった子。
あるとき彼女は慧に不思議な秘密を明かすが・・。

思春期の子供が成長する過程で出会う異文化の洗礼の数々
大人の矛盾や社会や常識に受け入れ難い多くのこと

何だか忘れてた気持ちを思い出したなー
大人になるってことは輝きが失われるかのように感じた日々が自分にもあったかなー

コズエの衝撃的な告白を経て変わる心


成長とはいろんな経験を経て心も体も大きくなるもので
その為にはこの物語の登場人物すべての人が必要不可欠であり
人との関係や辛いことも自分を成長させてくれるものですね。

掛替えのないあの時に出会ったものは人生を通じて残る宝物なのだ。