風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『からだのひみつ』田口ランディ/寺門琢己

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作家の田口ランディさんと整体指導を行ってる寺門琢己さんのからだに関する対談。
テーマは多岐に渡るんですがなんとなく感覚的に分かることに承認を得たようなお話でした。
体の状態ほど人生に深く影響することはないし
男女での感じることの違いってのにも興味深いお話でしたねぇ。
女の弱点は言葉?
言葉に左右される一方で言葉だけで幸せになるってお話で
飲んだくれてて、全然稼ぎがなくても口さえうまかったらなんとかなるってさー
心理ついてますよね・・。
やっぱ言葉は大事だな・・。
もう一つ男女の違いのお話で
女は「揺れ」男は「もろい」がウィークポイントって書いてたなぁー
確かにあるな女の発言の揺れと男のナィーブな脆さ・・。
ここでは掘り下げないですけど・・。
さて、体の改造に励む人って見かけますが
「・・自分の肉体を改造していくような、意欲が持てるベクトルがあると、からだに着目出来て
その後の人生結構いいんじゃないか思うんですよ。今、そこが希薄なのかな・・」
そしてそのベクトルの長さ(強さ)についてでも
「 ・・この世のものあらゆるものがそうなんですよね
まわしていかないと壊れるんだとね、絶対に。
病気に着地する人のタイプの人は往々にして・・
体も臓器もなるべう使わないようにする、そう言う人は多い。」
やっぱり生きてる限り活動しないとダメってことですよね
そのモチベーションが自分の欲求だと思うんですが
はっきり見えていない限り「対話」は成立しないとも書いてました。
エッチについても
あるAV監督さんが言うには
「自分の自尊心をかなぐり捨てて、自分のエッチを標榜するところからエッチは始まる」って
言ってるそうです。
何にしてもその体を使った行動の向こうにある充実ってのは
理屈を超えたものが存在してて
それは影の強さ、薄い人の違いになるのでしょうね。
体の声を聴く。
よろこびを体の奥から掘りだすことの大事さってあるよな・・。