風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

#読書

『ショートショートの広場 4』 編:星新一

ショートショートコンテストの中から星新一さんが選んだ61編を収録。大喜利のような怒涛の61連発あれ!?ってのもありますがここは勢いで次行きましょう。感心するような捻り技も気の緩むようなお話も多彩ですがちょっと気分転換や何かの合間や待ち合わせ…

『砂の女』 安部公房

昆虫採集に向かうも囲まれた奇妙な家に閉じ込められ脱出を試みもがく日々の先にあるものは・・。20数ヶ国語に翻訳。読売文学賞受賞作。押し寄せる大量の砂リアルで息苦しくなるような空間読書の醍醐味と言いますか異空間に確りと引き込まれました。読書後、…

『自転車少年記―あの風の中へ』 竹内真

初めて漕いだ自転車の感動の日から仲間と共に漕いだ道のりは人の親となっても暮らしと共に語る自転車乗り物語。読んでてコロ無しに初めて乗った自転車のあの気持ちが蘇る。そう言えば自分もまさに小学生の頃、橋を超えただけでどこか誇らしい気持ちになった…

『自衛隊式セルフコントロール』 二見龍

自衛隊式のセルフコントロールのメソッドの紹介ちなみに目次を紹介するとChapter01 自衛隊生活が始まる時から徹底されること 躾(しつけ)編Chapter02 セルフコントロール 回復・解除編Chapter03 セルフコントロール 強化編Chapter04 セルフコントロール 予防…

『JR上野駅公園口』 柳美里

1964年東京オリンピック前年に出稼ぎで上野に降り立つ日本の経済成長と故郷と家族を失いホームレスとなった男彼の生涯を通して、見えて来る世界とは・・。全米図書賞(National Book Award 翻訳文学部門)を受賞作品右肩上がりの高度経済成長を支えた金の卵…

『もものかんづめ』 さくら ももこ

さくら ももこ さんの泣いて笑えるちまるこちゃんのエッセンス満載エッセイ第1弾これまでブログ内検索すると三作読んでたましたがどれも面白かった!『ひとりずもう』 さくら ももこhttps://gotoblueseabicycle.hatenablog.com/entry/2021/07/23/050640『さ…

『サンクチュアリ』 岩城けい

オーストラリアで暮らす夫婦はイギリス系の夫とイタリア系の妻軋む夫婦の元へ日本人の学生がホームスティ留学生がやってくる・・。オーストラリアで夫婦になってる二人も無神論の夫とカトリックの妻であるし元々は他人で男女となると異文化ですよね時を経て…

『ビターシュガー』 大島 真寿美

アラフォー世代の奈津、まり、市子は学生時代からの付き合い。それから夫との別居状態や彼氏との別れや、居候を加え日々状況は変わる・・。学生時代からの付き合いの友人は私も居ますが久々に会うと何だか面痒い。いろんな面を知ってるので何も飾ることもな…

『大放言』 百田尚樹

批判、炎上されることが多い百田尚樹さん今まで発言炎上のお話をカットなしの大放言集。百田さんの小説が好きでファンである私でさえまた口すべらしたのか?ってネットのタイトルだけで記憶してスルーしてましたが実は炎上はメディアの都合いいようにトリミ…

『村上朝日堂 はいほー!』 村上春樹

1983年から5年間に連載したエッセイ安西水丸画伯のイラスト入り村上春樹のユーモアのある言葉、全31編。本棚に目が留まり、超久々に読んでみました。1983年なので38年前!計算合ってるのか??って思うぐらい昔なんですが若き日の村上春樹もテンポって変わら…

『Red』  島本理生

映画を先に観たんですが『Red』https://gotoblueseabicycle.hatenablog.com/entry/2021/05/06/071726原作はどうなのだろうか?と読んで衝撃!原作圧倒的に面白く何たってストーリーが違うってどういうこと!?多少のストーリー違いはよくありますが結末が違…

『見抜く力――びびらない、騙されない。』 佐藤優

あらゆる媒体でメディアの情報が飛び交い混沌とした情報化時代。見抜く力こそ人生を左右する元外務省大臣官房総務課課長補佐を歴任した佐藤優の著者の情報に振り回されない極意とはー。なかなかのインパクトもですが内容も分かりやすいノウハウがあります。…

『「さみしさ」の力 ──孤独と自立の心理学』 榎本博明

どこから来るのか逃れられない「さみしさ」って感情さみしさの意味とは何なのか!?人生は分かれと出会いの連続誰の人生にもあるさみしさへの考察を読んで見ました。目次を紹介すると・・。第1章 「さみしさ」を感じるのは自立への第一歩(自分が嫌になるこ…

『夏の騎士』 百田尚樹

あの大切な夏から31年の歳月生きて来れたのは勇気。感動の少年の日々は勇気に満ちている。泣けるような話ではないんですが勇気に泣ける自分はどうかしたのかってぐらい心に沁みた。幾度の感情の高まりを振り返ると自分自身の秘密基地だったり恋心だったり、…

『イノセント・ツーリング』 湊ナオ

今は亡き友と学生時代に走った紀伊半島のツーリング大学時代の親友の夫とその息子と再び走ることになる。若くして命を落とした親友との約束とは・・。学生時代に走った道のりを辿り薄れてた記憶が蘇るあの時のすれ違った想いが時を経て通じ合うっていいね。…

『わが叫び遠く』 北方謙三

海運会社の事故で身代わりとして実刑を受けた和田裏にある真実は屈辱の現実。復讐に燃え出所し・・。先日もスエズ運河で貨物船が座礁してましたが物資を世界に運ぶ中で陰謀がその中に紛れてるってありそうですよね。その中で潰されず復讐するサラリーマンの…

『ひとんち』 澤村伊智

日常と同時に存在する闇それは人には言えない秘密だったりマイナーな趣味、結婚相手の実家にある儀式。何かが違う我が家も・・全8編の短編ホラー小説って未開拓短編なのに内面に迫り”ぞわぁー”とする瞬間は癖になりそうな感覚。日常にも入口が開いててつい紛…

『たちどまって考える』 ヤマザキマリ

イタリア、キューバ、ブラジル、アメリカと世界を渡り歩いてきた漫画家・ヤマザキマリさんそこから見えるパンデミック下の世界と日本と世界で違う文化ギャップのお話。世界と日本の常識のギャップって何となく分かってたもののこの差を歴史と文化を踏まえて…

『恋するサル 類人猿の社会で愛情について考えた』 黒鳥 英俊

猿(ゴリラ、オランウータン、チンパンジー)を担当した飼育員人と変わらないようなサルの世界と人とのエピソード育児放棄のチンパンジーを別のメスが育てる話や思ってる以上に人に近いサル基本的にやって「やってる」じゃなく「仕えている」スタンスが彼らと…

『脳外科医が考える困難を乗りこえる脳の使い方』 篠浦伸禎

脳の使い方次第で変わるストレスや病気。克服した女性のインタビューと分析や困難を克服するヒント。脳の特性からのアプローチなのかと思てってましたが意識の方に重点が置かれた本話は興味深い。ちなみに目次は目次第1章 「女性性脳」と「男性性脳」―日本…

『滅びの前のシャングリラ』 凪良ゆう

一ヶ月後に小惑星が衝突し、地球は滅びるニュースいじめを受ける友樹やヤクザの信士恋人から逃げ出した静香、息詰まった歌姫の歌手四人は滅び行く地球でどうその日まで生きるのか?人生に絶望した少年が世界が無くなればいいのにって思い自分を重ね合わせる…

『流浪の月』 凪良 ゆう

真実と事実の乖離から時を経て出会う二人二人への逆風の中どう生きるのか・・。2020年本屋大賞受賞作品心からの想いを伝えられないもどかしさお互い想いと裏腹な人生の巡り合わせの悲劇の数々。悲劇の渦の中で巻き込まれる関係する人々他者の行為が良かれと…

『つぼみ』 宮下奈都

活け花教室で花と向き合う公麻子の妹・紗英、叔母・和歌子、父の元恋人・美奈子三編。ふらふらしている。不器用な弟と振り回される姉。手を挙げて/あのひとの娘/まだまだ晴れた日に生まれたこども/なつかしいひと/ヒロミの旦那のやさおとこ6編を収録ど…

『今こそ、韓国に謝ろう』 百田尚樹

日韓基本条約を無視して賠償を要求して謝罪も受け入れない韓国いままでの日本の対応は裏目だったかの謝罪論。外交の現状を見ても明らかな日本外交の失態。日本の正義とか善意や時代なんてものは通用しない現実。やはり大反省すべきことは関わったってことな…

『AIを超えた男 藤井聡太;証言で読み解く進化の軌跡』 歯黒猛夫

将棋と出会った5歳から14歳2カ月でプロデビュー数々の史上最年少記録を塗り替えてきた天才棋士・藤井聡太。彼の軌跡をたどる。師匠への取材や母親のコメントなどを集め藤井聡太さんを浮彫にする作りとなっており藤井聡太の軌跡を読むと天才って逸話を数多く…

『夕焼けポスト』 ドリアン助川

悩みの寄せる不思議なポストの管理人となって返事の手紙を書き続ける主人公も心の傷の癒えない日々に悩む・・・。悔やんでも悔やみ切れない悩み、迷いの渦の中で祈ることしか出来ない中人は何を糧に生きるのか心に迫る印象的な場面を思いだす。夕焼けの話が…

『今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト』 武田 友紀

繊細さんが楽しく生きる繊細さんだからこそ感じられる「幸せの53のコツ」。繊細さんの別シリーズを読んで良かったので読んでみました。『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』 武田友紀https://gotoblueseabicycle.hatenablog.com…

『少年と犬』 馳 星周

多聞という名前の犬と出会う和正。出会ってから守り神のような存在となるも危うい日々。何故かいつも多聞は南の方角に顔を向けていた・・。第163回 直木賞受賞作犬と人の関係って多くの物語がありますが親密で特別な何かをお互い感じるのでしょうね。人に限…

『挫折を愛する』 松岡 修造

どんな人にもある挫折の時。あのパワフルな松岡修造さんの挫折とその乗り越え方とは・・。メディアで拝見する松岡修造さんのイメージは明朗快活ですが、そんなイメージとは逆の細やかで悩み故障や挫折の中で生まれたあの熱量だったんですね。目次から振り返…

『一人称単数』 村上 春樹

一人称単数で語られる不思議でどこか少し心に引っ掛かる8編の短編集。収録作「石のまくらに」「クリーム」「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」「『ヤクルト・スワローズ詩集』」「謝肉祭(Carnaval)…