風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

#読書

『病気の9割は歩くだけで治る!』 長尾和宏

病気の9割は歩くだけで治ることを医者の立場から科学的に語られる。歩くことで健康へ向かうには・・。 医療や健康法って概念が固定されてないでしょうか?歩くだけ?おや?って思う事を読んで考える。読んで見ると、なるほど腑に落ちる事も多い。 確かに歩行…

『その世とこの世』 谷川俊太郎 / ブレイディみかこ / 奥村門土

東京に暮らす詩人の谷川俊太郎さんと ブライトン在住のライターのブレイディみかこさん日々の出来事や少し引っ掛かった想いを文通した往復書簡集。 対談と言うカタチではなく、手紙のやり取りは 考えたことを文字にする工程を経て伝えられる 手紙には経た時…

『あなたに大切な香りの記憶はありますか?』 阿川佐和子、石田衣良、角田光代、熊谷達也、小池真理子、重松清、朱川湊人、高樹のぶ子

人気作家8人による「記憶の中の忘れがたい香り」をテーマに書かれた短編集。 記憶と香りって関連性があるもので様々な設定やお話ですが物語に香りを感じるお話は読んでてノスタルジーを感じます。 読者も似たような経験から出て来る香りを想像して物語を香り…

『歌われなかった海賊へ』 逢坂冬馬

ナチス体制下若者たちが「エーデルヴァイス海賊団」というナチスの青少年組織ヒトラーユーゲントに対抗する若者の集団を結成し自由を求めて立ち上がる・・。 エーデルヴァイス海賊団は実在する集団だそうですが当時のドイツで真の自由を求めるって困難なこと…

『モタさんの“言葉” 』 斎藤茂太 / 松本春野

精神科医である斎藤茂太さんの癒される言葉とやさしいイラストによる心に寄りそう優しい大人の絵本。 ふと読みたい言葉や言って貰いたい言葉ってあるものでページを開くと優しい絵にぽつぽつと書かれた言葉が心にしっとり沁みる ああ、いいなってまたページ…

『ミライの源氏物語』 山崎ナオコーラ

源氏物語を現代の感覚で読むとどうなのか?当時の倫理観や 社会規範の違いを考えながら、読み方を考えたエッセイ一部、現代的なナオコーラさん訳も読みどころ。 社会規範は移り変わる。現代に置き替え視点を変えると新たに見えてくることってありますね。 時…

2023 読書アワード

先日は映画アワードでしたが今回は2023年に読んだ本を振り返る。どの本も素敵だったな。 【最優秀】から心が振り動かされたってことでは『夜に星を放つ』 窪美澄神の救いような、心の繋がり繊細で切れそうな細い糸のような星の光希望を持つのか?拠り所にす…

『謝罪論 謝るとは何をすることなのか』 古田徹也

謝るとは何なのか?謝罪と言う行為の複雑で難しさを解き明かす。 人生のいろんんな場面で謝ることが発生してしまうどう謝るかで人生は大きく変わって行くのではないだろうか? ニュースで会見する人々教師や親に怒られる子供自分の失態で迷惑を掛けることも…

『オルタネート』 加藤シゲアキ

部活で料理コンテストに挑む蓉(いるる)。高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」信奉者の凪津(なづ)。高校を中退し、音楽家の集うシェアハウスに居る尚志(なおし)。それぞれ向かう未来は・・。『ダ・ヴィンチ』BOOK OF THE YEAR 2021 小説ランキング1…

『温かなお皿 (メルヘン共和国)』江國香織

食事にまつわる12の物語からなる短編集。「子供たちの晩餐」「晴れた空の下で」「さくらんぼパイ」「藤島さんの来る日」「冬の日、防衛庁にて」「朱塗りの三段重」「コスモスの咲く庭」「ねぎを刻む」「南ケ原団地A号棟」「夏休み最後の日」「夕暮れ時」「笑…

『透明な夜の香り』 千早茜

一香が新しい仕事先は、調香師の小川朔の家事手伝い。人並み外れた嗅覚を持つ朔のもとに様々な問題を抱えてやってくる。香りを鍵として、それぞれの人生が展開する・・。第6回渡辺淳一文学賞受賞作 続編を先に読んでしまったのですが『赤い月の香り』 千早茜…

『一万人の心を動かす魔法の言葉 この人と話すとなぜか元気が出る』 小栗成男

小栗成男の体験による心を動かす魔法のワード「愛」「夢」「挫折」「勇気」「仲間」「挑戦」「ユーモア」という7つについて語る。 小栗氏が語る夢を実現させたエピソードカーネギーホールで歌ったっことをメインに語られます。 啓発本を定期的に読むのは発見…

『感情は「5秒」で整えられる 一流ビジネスマンが実践 仕事はメンタルで決まる! 』 鈴木雅幸

5000回近くのカウンセリングをしてきた鈴木雅幸さんそこから得た、挫折から立ち直るヒント自信や気持ちを前向きにし必要なこととは・・。 感情をコントロール出来るならば負のスパイラルから脱却できるのではないか?それも5秒!ですからね 現実にひと言で…

『線は、僕を描く』 砥上裕將

家族を失い空虚な日々の中で青山霜介は、バイト先の展示会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会い。内弟子になり人生が再び動き出す・・・。第59回メフィスト賞受賞作。 奥深い水墨画の世界ですが表現することは内なる感情がないと描けないですもんね。特に水墨…

『ちょっと不運なほうが生活は楽しい』 田中卓志

一見不運なこともありますが、いい感じに次に繋げそれを笑いに変えるリアル人生を綴った笑いに涙ありのほっこりエッセイ。 学生時代から紆余曲折の人生エッセイでありながら自叙伝レベルの人生の軌跡エピソード人柄が文章から滲み出てていい感じ。 人の魂っ…

『家族シアター』 辻村深月

「家族」というテーマで描かれた7つの短編小説(1)「妹」という祝福(2)サイリウム(3)私のディアマンテ(4)タイムカプセルの八年(5)1992年の秋空(6)孫と誕生会(7)タマシイム・マシンの永遠 閉ざされた世界でありながらもそれぞれの立場や時代によって真剣に悩み…

『99%思い通りに人を動かす心理術悪人の技法』 内藤誼人

詐欺師やヤクザなどが裏社会で積み上げてきたコミュニケーション術悪人たちのみならず人の心理を応用して行う行為は効果的な技法とは・・。 ニュースを見聞きすると、まさにこの術を使った勧誘や悪事人の弱さを露呈した感じはありますが この愚かな人の仕組…

『同志少女よ、敵を撃て』 逢坂冬馬

1942年、独ソ戦に巻き込まれセラフィマの人生は一変する。イリーナ教官を務める訓練学校で復讐の為に狙撃兵になることを決意し・・。仲間たちの死を乗り越えどう生きるのか・・。第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞 何もかも失い生きることも失いかけた時…

『君が夏を走らせる』 瀬尾まいこ

不良少年、大田が先輩の娘である鈴香の子守りをすることに・・。彼の夏休みと鈴香の成長は・・。 子供に限らず人と関わりを持ち面倒な事を経て深められるものって経験しないと培われないものなんですよね。 生きるってそういうことの連続面倒、ため息が出る…

『月と散文』 又吉直樹

2021年8月から2023年1月にかけて掲載されたオフィシャルコミュニティ『月と散文』に加筆修正したもので、日常や思考、妄想、家族や友人との関係などが綴られています。 細かな拘りが短い文章においても又吉節ですぐに書き手が分かるようなユーモアとセンス溢…

『頂きはどこにある?』 スペンサー・ジョンソン

人生の「山と谷」。山に向かう若者と老人の出会いどうすれば「谷」から抜け出せるのか、いかにして「山」にとどまることができるのか老人から語られる秘訣とは・・。 見事だなぁ短い話で気分が上がるって素晴らしきカンフル剤370万部の『チーズはどこへ消え…

『うらさだ』 さだまさしと ゆかいな仲間たち

さだまさしさんが書いたのではなく「さだまさし」によって人生が変わったという数々の著名人のお話そんな人々の話からさだまさしを浮き彫りに! さだ伝説である。コンサート回数延べ4300回で日本一借金35億円を返済、作曲570曲以上、デビュー45周年生き様を…

『にゃんこ四字熟語辞典2』 西川清史

四字熟語とぴったりの猫の写真を組み合わせて楽しむベストセラーの第2弾! 四字熟語が楽しい、なぞかけのお題なりその回答の写真が絶妙。 ねこの目のようなって言葉があるけど表情豊かな猫は見てて飽きないし 4文字の漢字の組み合わせって日常に嵌るもんで…

『ざくろちゃん、はじめまして』 藤崎彩織

アンコントロールな状態で不安や怒り、悲しみが過るしかしスタジオへ、子供の誕生後に夫婦で襲われたうつ。そしてメンバーやスタッフからの言葉。等身大で正直なエッセイ。 心の葛藤やジレンマを見事に文章化し出産を体験したことのない自分にも共感出来る夫…

『そして誰もゆとらなくなった』 朝井リョウ

朝井リョウの心の呟き500枚書下ろしで全20編を収録したエッセイ。 陽キャラで軽いノリでスマートに生きてるんだろうなって思ってたら・・頭の中では特異体質によるトイレのことが・・・。大事な会であったり、旅行であったり如何なる時もつきまとう日々 朝井…

『その本は』 ヨシタケシンスケ, 又吉直樹

王様から二人の男に命令する「・・世界中をまわって『めずらしい本』について知っている者を探し出しその者から、その本についての話を聞いてきてくれ。 そしてその本の話をわしに教えてほしいのだ」 旅に出たふたりの男は、たくさんの本の話を持ち帰り、王…

『ツイッターで学ぶ 「正義の教室」』 坂爪真吾

ツイッターに限らずネットの世界に溢れる正義正義とは何なのか?自分の正義と異なる正義へのアプローチ。メタ正義への指南書。 軽い気持ちで読み始めた本書でしたが目から鱗で思考の変動を齎すぐらいの画期的なお話でした。 メタ=超~、高次~を表す言葉。…

『音楽は自由にする』 坂本龍一

世界的音楽家となった坂本龍一彼が語る幼少期の音楽との出会い、父との関係高校時代では学生運動に関わり音楽の世界で暮らしYMO結成から映画音楽での栄誉・・。激動の自伝。 個性的な感じそのままの唯一無二な人生はやはり幼少期からユニークそこでの偶然と…

『なんくるない』 よしもとばなな

沖縄での神様に導かれたような偶然出会いと自然の力が織り成す四つの物語。 避ける事の出来ない、心に引っ掛かった出来事と自然の中で何かに導かれたように重なり癒されるってあります。 入院してた時に読んでたのでより、心の柔らかい部分への痛みと再生を…

『傑作はまだ』 瀬尾まいこ

引きこもりの作家の加賀野の元へ 生まれてから一度も会ったことのない息子・智が突然訪ねてきた。そんな二人の生活が始まる・・・。父と子の物語。 分かるなぁ・・ある時から人との関わるが煩わしいと思い始めそんな気持ちとは裏腹に辛うじて社会性を保つ自…