風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ミライの源氏物語』 山崎ナオコーラ

源氏物語を現代の感覚で読むとどうなのか?
当時の倫理観や 社会規範の違いを考えながら、読み方を考えたエッセイ
一部、現代的なナオコーラさん訳も読みどころ。

社会規範は移り変わる。
現代に置き替え視点を変えると
新たに見えてくることってありますね。
 
時を経ても人の真理は変わらないものですが 
原点にあるような嫉妬や見た目への執着
不倫は今でも人の人生を揺り動かし
未来もきっとそうなのでしょうね。
 
ナオコーラさん訳で今も命を吹き込まれたよう
変るものと変わらないもの
不滅の人の性って興味深い。