風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『その世とこの世』 谷川俊太郎 / ブレイディみかこ / 奥村門土

東京に暮らす詩人の谷川俊太郎さんと

ブライトン在住のライターのブレイディみかこさん
日々の出来事や少し引っ掛かった想いを文通した往復書簡集。
 
対談と言うカタチではなく、手紙のやり取りは
 考えたことを文字にする工程を経て伝えられる

手紙には経た時間によって洗練されたエッセンスが抽出され
濃いその人らしさが綴られるって気がします
 
谷川さんの詩の広がりと
リアルなブレイディさんの想いの重なり
 
まさにそれは「その世」と「この世」のような言葉
この想いは「あの世」ではどこに行くのだろうか
 
世は繋がり過去から未来へ
部屋から世界を超えて想像が広がる。