風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

2021年:映画鑑賞アワード!決定。

2021年鑑賞した映画:アワードですが
笑いあり涙あり、悲しみや怒り心を揺さぶられました。
楽しませてくれたなぁ~
51本から勝手にアワード。
ベストファミリー賞:『浅田家!』
何とも温かな気持ちになる心温まる映画いいですねぇ
家族っていいなって思いが募る一作。
 
ベストアクション賞:『デス・ウィッシュ

正義が勝利するカタルシス

 
ストロマンス賞:『マチネの終わりに』

人生を変えてしまうような衝撃的な出会い

これぞロマンス
 
ベストミステリー賞:『騙し絵の牙』
逆転に次ぐ逆転に見事なオチは流石!嵌められました。
ベストコメディ賞:『エクストリーム・ジョブ』
ユーモアとスピード感満載の痛快エンターテイメント
エンターテイメントの王道
 
ベスト視点賞:『ノマドランド』
美しくも厳しい世界心に刺さりました。
 
今年のベストオフベスト賞:『エクス・マキナ

感覚を研ぎ澄まし見逃さないように一挙手一投足に注目しラストシーンに弾む心
余韻に浸り作品を振り返る幸福

映画によって素敵な時間を過ごせました感謝したいな。
来年どんな素敵な映画に巡り合えるのか楽しみです。
映画を永遠に!
 
以下:エントリー作品
『天気の子』
時が経っても薄れることのない想いと祈り
コロナ禍の中でまさに世界を覆う世界は降り止まない雨のようですが
ラストの「大丈夫」って言葉は多くの人が必要とされる言葉。
世界はきっと大丈夫。

『ニューヨーク 最高の訳あり物件』
ゴミまでもスタイリッシュな街なのに
ギャップやドタバタがコメディの面白さ
深刻な話も俯瞰すると滑稽、笑うしかないのかも知れないけどね。

『愚行録』
事件を捌く人、擁護する人も好き勝手の愚行だらけの人間の世界
だからこそ、人の純粋な想いこそが真実なのでしょう。
真実だからって肯定されるわけではないですけど・・
愚かで面白い人の世だな。


ジョジョ・ラビット』
シビアでスレスレの内容をコメディにして
涙あり笑いありこれをスタイリッシュに描くとはなかなかの力作
自分のツボは隠れ家の窓から見える空と言葉は要らない瞳の輝き
いい映画って思い出すだけで
心が上がる幸せな気分になるものですね。


さらば冬のかもめ
混迷の時代を象徴したような行き詰まり
遣る瀬無さに空気感が重く広がり哀愁のあるラスト
皆、どんな時代であっても伴って生きてるんですよね。


『もしも昨日が選べたら』
人生の無駄を早送り出来るリモコンがあったらならば?
早送りして気付く大切な無駄なこと
実は人生の大切な時間って無駄の中にあるものですね。


オール・ザット・ジャズ
“IT'S SHOW TIME“で始まる一日
ギラギラしたショービズの世界で生き急ぎ
最後の瞬間に何が残るのだろうか?
優しい女神に迎えられるような人生でありたい。


ライ麦畑で出会ったら
人間関係に悩み苦しむ心の葛藤は
今後を生きるのに最も大きな力となる。
最中だと苦しむ痛みも過ぎてみれば
あの痛みこそ青春。ほろ苦く愛おしい物語。


蜜蜂と遠雷
タイプの違う天才が補完し合い
新たなものが生まれる瞬間の素敵さ
何かが融合し化学変化の起こる瞬間を目撃したような感動
素晴らしい。

『十年 Ten Years Japan』
どれもショッキングで重い未来
公的の目指す幸福と個人の幸せがイコールではないことが根本的に問題なのだろう。
リアルなだけにどんより。自分の10年を考える。
健やかで幸せである姿を夢見たいし、祈りたいな

『世界一不幸せなボクの初恋』
心の動きを理性で止めるって難しい
恋愛は理屈じゃない
運命に出会ってしまったんだからね
人を幸せにする出会いって素敵だ。

『鈴木家の嘘』
家族もそれぞれに違う向き合い方あるもので
お互いの核心に触れた時
真の家族と言える何かが芽生えるのだろう。
感情渦巻く家族を俯瞰するとエンターテイメントともなる。


『翔んで埼玉』
埼玉ディスる映画倫理委員会セーフなの(笑)
茨木との有名人対決と別のボロ校舎は笑ったなぁ・・
埼玉県人のマインドを誇張して物語にしたような感じなのか
笑える度量!さすが埼玉グレート


『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』
予定通りにいかない人生
悲劇を喜劇に替える。
人生ってあらゆる不確定の偶然の中で
何を選択するのか?面白いドラマなんだな。

氷の微笑2
一作目の記憶は足組み替えとアイスピックのみですが
続編もやっぱり色気は人を惑わず破壊力。
色は人を惑わすものでセクシーな悪女のパワーは凄まじい。
期待してしまう自分も愚か者。


関ヶ原
悪役としてあっさりと書かれるこのとの多い石田三成ですが
三成を丹念に性格や彼の正義と義を重んじる姿はアッパレ。
貫き通す義の姿は潔く誠の武士。天晴!三成。


デス・ウィッシュ
不条理で不平等な世界の中で
法を超えた私刑やアメリカの銃規制法など云々ありますが
正義が勝利するカタルシス
閉塞を感じるこの世真っ当な正義は心地良い劇薬。

『Red』
本当に生きるって何なのか?
転落しながら周りを巻き込み、半端ない加速力は悪魔のよう
そういう生き方もあるんだろうな
それもまた人生なのかー


『エクストリーム・ジョブ』
ユーモアとスピード感満載の痛快エンターテイメント
笑いとアクションとオチといい
高揚感があり楽しめて後味の良い映画
エンターテイメントの王道


『ミッドウェイ 運命の海』
海に漂う二人
広い海上なのに密室劇。
それが大きな戦争の局面なのにこの遣る瀬無さは
個人の背負わされた事実。


『スパイの妻 劇場版』
二転三転のストーリー展開はスリリング
ひと捻りもふた捻りもある流れは想像を刺激し唸らせる。
エンディングでまたもお見事!俳優、脚本、構成の勝利。

『ピンクとグレー』
生きていれば、誰にもいろんな痛みがあるけど
生き残った者は明日も生きなくっちゃいけないんですよね
彼の分も勝手に託されたものも背負ってー。

『15年後のラブソング』
受け入れる心を愛と言うものならば
よりよい関係に発展するにはやはり愛がないと続かない。
長い時を経て、まるで運命のように新たな何かが始まるって素敵。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』
リミッターなしで痛快に危機を切り抜け心のままにぶっ壊し
ぶっ飛ぶ世界はコロナ禍の世界には弾けた魔力があるなー
魅力的な痛快エンタ

SHAME シェイム
人は何かを支えに生きてるのでしょうね。
一見、愚かにも見えますが自分も程度こそ違えども同じ。
人が生きるっていろいろと事情ありますよね。


『銃』
全能の力を手に入れたならば
全てが変えれるような気持ち
そんな全能の神のような力など
実は使うに値するものなど何もないのだ。
些末な日々に翻弄される日々
胸に迫る濃密な時間。茫然とした。

『ラストレター』
歳を経ても、ふと思い出すあの頃
棘が抜けた瞬間の安堵は前向きに一歩進ませるものとなる
不思議な時を隔てた想い
それはきっと人生の意味をより輝くものとなる。

『事故物件 恐い間取り』
地味にリアルな人が通ると感知センサーに反応するのに人は居ないとか、映像に薄っすら現れる悪意を持った霊
人の残された無念の思いって場所に刻まれるのかな?恐ろしい・。

『君は愛にふさわしい』
自由な恋愛を楽しんでいるかのようですが
それはまたもろ刃の剣。
情ってものはそうも行かないもんね
人の愚かな行為こそ、その人特有の個性を表した営みなんだなぁ。

エクス・マキナ
限られた登場人物での少ない会話の中から
鍵となる言葉を回想しつつ膨らむ想像の世界
感覚を研ぎ澄まし見逃さないように一挙手一投足に注目しラストシーンに弾む心
余韻に浸り作品を振り返る幸福

『犬鳴村』
何か盛り過ぎで逆に引いてしまう・・。
いろんなことが直ぐに明らかになる時代にあっても得体の知れない謎や伝説って
心がなくならない限り無くならないのかも知れないですね。ちょっと闇が薄かったかな・・。

『ハイネクライネナハトムジーク』
作品の中で「・・後で自分の幸運に感謝できるのが一番だ」って台詞がありましたが
感謝出来る幸運あってこそ、素晴らしき出会いがあるのかも

30年後の同窓会
切なきラストからの30年を想うと感慨深い
意見は違えども本質の部分で
お互いを理解してるものじゃないかな
それぞれ違う道に進んだ後にあっても
人への理解は人を見事に再生させる力がある。

南瓜とマヨネーズ
苦難の道だけど振り返ると幸せだったってのも何となく分かるな
あのラストの照れながらの歌。
ほんと良くてその後の二人の幸せを願う。
いい別れって人生には大事なことなんですね

『ミッドウェイ』  (2019)
冷静に見ても
悔しい判断と翻弄される兵の命
血が流れないと解決出来ない利害と思想
リアルな戦争映画は我々に真実を伝える。

スティルライフオブメモリーズ
性器をクローズアップして人生を凝縮した抽象的アートとなるのですが
物語全体も抽象的な観念的アート興味を持って突き詰めると偉大なる女性器もアートに変わる。

『ハイウェイの彼方に』
偶然の出会いによる希望。
そして愛によって愛が繋がる亡き父親の想い
未来ある赤ちゃんへの想い
人は愛によって未来を切り開くのだ。

孤狼の血 LEVEL2』
クソのような悪人も善であっても
「闘うヤツしか生きられない」キャッチコピー
狂気でありながらも生命を燃やし尽くすエナジー
同じ人間とは思えない震え上がる悪はトラウマになるぐらいのバイオレンス

嘘を愛する女
嫌な部分や好きな部分を受け入れ
乗り超えることで昇華する関係
隠したい過去を乗り越える尊さ。
嘘まで愛せることが出来るならば
それは真の愛かな。

『誰が為に鐘は鳴る』
魅力的な立ち振る舞い
惚れてまうよなぁ~
銀幕のスターってこうでなくてはね
コロナの世界に救世主を望む!
カッコイイ男って時代を超える。

今日から俺は!!劇場版』
地元を愛し学校の看板背負って
友人を愛し、巨悪を挫く
ヤンキー映画の根底にある
イケイケ感と絆って不滅だなぁ~!

『新解釈・三國志
豪華俳優とロケに豪華セット
細かいギャグや心のつぶやき、捻りのある設定
ギャグもお金掛けて仕掛けると大作感出るものだな~
斬新な解釈を笑えるかって
自分の心の状態を試されてる感じ

『マチネの終わりに』
大人の恋愛は自重してしまうけど
それをも凌駕する衝動と力ある出会い。
人生を変えてしまうような衝撃的な出会いは
人生をドラスティックに変える。
「未来が過去を変える」ことを信じて

『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
独特の雰囲気で閉鎖空間でお互いが疑心暗鬼に
大どんでん返しと王道を見事に映像にした作品
考える時間と結果に納得の安堵はミステリーの醍醐味

漫才ギャング
思いつかないような発想を絶妙な間で表現する姿と漫才への熱き想いがこれまた良く
お笑い芸人ではないのにここまで自然に演じれる佐藤隆太上地雄輔の見事なセンスが光る。

『浅田家!』
大切なものは変わらない。
写真の様に被写体を理解し内面から滲み出るようなものを映像にするって素敵ですよね。
そうことが出来るって
浅田家の家族皆があってのこと
家族っていいなって思いが募る一作。

『人間の時間』
人間の悪の部分を抽出したような後味の悪さ。
良かった所を上げるならば
絶望のスプラッタムービーとして
ゾンビ系がカワイく見えるブラックシーンと
映画史に残る悲惨なオチ美点!?


『家族を想うとき』
何の為に働くのか?
金の奴隷のような日々
何か大切なのかそれすらも金で何とかなるような幻想。
そしてラストもここで終わりなのか!!
あぁーその後の家族に希望の光が溢れますように・・。

『おとなの事情』
プライベートの詰まったスマホの開示する
もはやコメディってよりもホラー映画レベル。
しかし絆を深めることもあるけど絶縁へのリスクは何倍もある。
喜劇と悲劇は紙一重

『騙し絵の牙』
逆転に次ぐ逆転への展開が流れるように描かれてて見事な映像とオチは流石!
大泉洋と原作の塩田武士に加え
面白いワクワクと後味の良き映画は私も策略に嵌められました。

ノマドランド』
バックに広がる美しい自然
失わないと見つからないもの
絆であったり、心の奥底にある本当に欲するものは何?
人生に必要なものはそれがあればいい。
美しくも厳しい世界に自分も生きてる。