時を隔て初恋の相手・鏡史郎と再会し彼と文通することに
鏡史郎と亡くなった姉の未咲と裕里の
学生時代の淡い思い出を辿りはじめる・・。
想いを伝えるのに障壁となった時のズレであったり
手紙と言うツールだったりで
時間や物理的な距離が相手への想いをより深く強くすることもある。
深く心に刻まれる学生時代の出来事となると尚更ですよね。
歳を経ても、ふと思い出すあの頃
喉に刺さった魚の骨のように
違和感と存在を意識すると
それがより気になるものですね。
ふと刺さった棘が抜けた瞬間の安堵は
前向きに一歩進ませるものとなる
不思議な時を隔てた想い
それはきっと人生の意味をより輝くものとなる。