1984年の東ベルリン。国家保安省の局員ヴィースラーは反体制の証拠を得る為
劇作家ドライマンと舞台女優クリスタを監視するよう命じられる。
盗聴を続ける中、ドライマンの演奏するピアノソナタを耳にし・・・。
あのロシアのプーチンはKGB出身でこの東ベルリンで諜報活動してたそうですが
まさにこう言った感じの表に出ないドラマティックな話もあったんじゃないだろうか?
ガチガチの国家による管理で闇に葬られる真実
隙を探る自由を求める人の葛藤と崩壊の中で
善意って何だろう
危険を冒してまで国家保安省の局員の心を動かす
ピアノソナタの力
芸術って心を動かす力がある
極限でも心を動かすものは論理じゃなく
芸術なのかも知れないですね。
人知れず導かれた人の善に気付くドライマン
あのラストも心地よい芸術的。