風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

2022年 映画アワード大賞

勝手に2022年に観た映画アワード
今年も振り返るといろんな映画に出会ったなぁ
感謝と共におさらいします。
 
【最優秀】は一番心を揺り動かされた作品を選ぶとー
この作品!
『劇場』
振り返ると今なら上手く行く恋愛への想い
時が過ぎてそれぞれの想いがあり
立ち去る観客の中で
あの後のパラレルワールドがあるならばと想像する叶わぬ世界ですが・。
心を揺り動かされる名作。
 
【設定賞】は思わぬ設定にアイディア勝ちを選ぶと
『イエスタデイ』
歌って生活スタイルや生き方も変わる
ジョンが生きてたら私の人生絶対に変わっただろう
ジョンが創った今の曲を聴きたい。
やはり人生に大事なのは 「All You Need Is Love」
 
【切ない賞】は胸をしめつけられた作品
アデル、ブルーは熱い色
人生の機微が詰まった恋愛に落ちる時情熱的で真剣であればこそ
人生に大きな変化を生むのだろうし
出会いも必然ならば別れも必然。全てが人生を彩る輝きとなる。
 
【映画化賞】原作をよく映像化出来たなと感嘆の賞
『ドライブ・マイ・カー』
心の呟きや葛藤を映像に見事に表現されてるし
シーンや解釈を語りたくなるような内容
サーブをドライブするドライバーとの関係が象徴的。
どうであっても、受け入れて生きて行く
そして日々はまた来る
 
他にも称えたい作品群はまだまだあります・・。
『最後の決闘裁判』『善き人のためのソナタ』『花束みたいな恋をした』
ラスト、コーション』『ミッドナイトスワン』など心に残りました。
 
以下はエントリー作品。
映画よ!感謝したい。
ありがとう。
 
ほえる犬は噛まない
それぞれの立場や主観、すれ違いや偏見を客観的に見ると滑稽に映る騒動と必死に探す姿との落差
何とも風刺が効きながらも滑稽な人間社会にニヤリ。のブラックコメディ


『SOMEWHERE』
空虚な輝く贅沢な暮らしの中で
見えなくなるものってあるんですね。
フェラーリを止めて歩く道のりで見える風景
時に自らの足で歩くことでしか見つける事が出来ないものってある。

 

『凜 りん』
「正直に生きろ」人生を開拓するのは小手先じゃないんですよね。
本心からの叫びこそ人を変えるのだ。


フォーン・ブース
電話ボックスで周りが物語が進行する設定ですが緊迫感を盛り上げる構成はアイディア光る。狙撃犯に狙われ体を動かすことの出来ないなかで顔や手振りの演技も見事
ラストも不気味で◎

 

とんかつDJアゲ太郎
ブレない真直ぐな思いって、傍から見ると笑えるものですが熱いハートとビートでアゲアゲです。それを支えるDJ師匠や家族や友人達の熱量も半端なし!
熱のあるビート刻みたくなるなぁ~

 

『半世界』
年齢を重ねても悩みの尽きない日々
「言っとくけどな、こっちも世界なんだよ、いろいろあんだよ」って紘は言う
そこに僅かな希望を持って
そんな中でしか育まれない絆ってある。それは人生の生きた証と未来に向けて。

 

猫の恩返し
別の世界での冒険に想いを馳せる。
ネコも猫界の掟で大変なんですね。
近所の野良ネコも実は猫界からの使いなのか!?気ままでに楽しそうな生活に見えますが
猫界へ誘われても断ろうと心に誓う。

 

『罪の声』
説得力ある動機と関わった人の背負った重みが
リアル。
闇に消えた人も居たり
理不尽な悲しみを背負った人も
癒えない傷を背負って今も生きてるのかも
知ることで救われることもあるものです

 

『1917 命をかけた伝令』
戦争と命の最たる極限状態に置かれた時に
自分の危険を顧みず誰かを救いたいって気持ちの崇高さって素晴らしい。

 

『83歳のやさしいスパイ』
老人の潜入捜査って設定はコミカルでありながらも現実が胸に迫る
随所にある孤独は切ないが
微笑ましい会話を交わす癒しの時間もある
心の繋がりの尊さを感じる作品

 

バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら』
それぞれの個性俳優の方々
撮影スタッフの熱量もあって
映画の現場って大変そうだけど、楽しそうだなぁ

 

『AVA/エヴァ
不義理で不条理な世界ですが
人の悪意に負けない自己肯定なくしては
暗殺者であってもメンタルに支障をきたすのだろうな。
独りよがりであっても肯定し、生きろ!って祈りたい。
 
『青くて痛くて脆い』
枠からはじき出された疎外感と痛み
理解されない現実はその痛みと本質を理解して受け入れて、次のドアが開けるのかな
渦中はでは、もがくけれど
もがいた者にしか分からない真実ってある

 

建築学概論』
出会いも運命なら、別れも運命なのかな?
スンミンが意地張らずにもう少しの勇気があったならば・・
お互いの気持ちは伝わりそれぞれに違う世界であっても、分かり合えて世界が開ける。

 

『最後の決闘裁判』
真実はどうなのか?
それぞれの視点でまた拗れる。
都合のよい解釈と力の支配の世界。
神はこんな人間をどう導くのだろうか?
全てを神に委ねる愚かさって現代の人間も同じなのかな。

 

ファースト・マン
家族の苦悩と恐怖との葛藤も描かれリアル
宇宙って人が一瞬で生存出来なくなるような空間であり無や孤独の象徴でもあるのかな
そこに挑む意義は人類の一歩

 

ザ・ファブル 殺さない殺し屋』
殺し屋の匂いが引き寄せる悪と血の匂い。
圧巻のビルディング足場を使ったアクションで心拍数を上げ最後までアクションで推しの痛快エンターテイメント
  

『彼女は夢で踊る』
閉鎖前のストリップ劇場支配人の回想する。
合理で語り尽くせないものって
人生に多分にあると思うんですが
劇場も同じく人生模様
人知れず刻まれた想いに心惹かれる。

 

『ボディカメラ』
超常現象とミステリーのミックスに
不気味な空き家捜索や超常現象匂わせに納得
展開に解せない想いと納得の部分が募ってましたがラストの見守る姿に救われた。
 
スクール・オブ・ロック
教育って何がトリガーになるのか?
不測の事態に頭を使い
困難を乗り切り、自分の血となり肉とするのか?これこそ知恵を培う生きた教育
ロック魂って人生には必要なのだ。
 
現金に手を出すな
古き良きタフな男像を絵にしたような、いぶし銀の輝きは眩いばかり。
時間を超えて、そういう世界へ浸る時間の心地よさ。映画は時を超える。
 
『東京リベンジャーズ』
運命を変える為にダメ人間が根性張る姿は応援したくなる
それぞれに背負った引けない事がある。
引き下がりたくないことを諦めないことで運命が変わる。
いいですねぇ
俺もリベンジャーしたい

 

善き人のためのソナタ
危険を冒してまで国家保安省の局員の心を動かすピアノソナタの力。
芸術って心を動かす力がある
極限でも心を動かすものは論理じゃなく
芸術なのかも知れないですね。

 

『DUNE デューン 砂の惑星
悪を浮き彫りにし大義を際立たせる物語に凛とさせられる。
やはり大義なくしては心を掴み統治は出来ないものですね。
 
『そして、バトンは渡された』
人の距離感って分からなくなることがある
愛情なくしては絆は出来ない。
その奇跡のような出会いと育まれる絆が心を震わせるのだろう。
心を温まる作品に感謝。

 

『BLUE ブルー』
輝くような光ばかりに焦点が当たって、大多数のスポットあたらない現実。
しかし夢破れても人は明日も明後日も生きて行く分けで
勝敗ではない所に人の生きる最も大切な意味がある

 

ねこタクシー
上手く行かない人間関係が
ねこで和むってのはよく分かるなぁ
積極的に生きる気持ちに変わる。
ほんと御子神(みこがみ)さんだな
人生を豊かにする日々
ねことの出会いに感謝

 

『CUBE 一度入ったら、最後』
理由や目的も分からず謎の空間
 やばい仕掛けだらけを危機一髪で躱す。
 剥き出しのエゴと葛藤の中で辿り着く場所はどこなのか・・
 あぁ・・。夏のアトラクションって感じ。

 

みをつくし料理帖
時の流れの先に繋がる縁
支えてくれた多くの人
どう接して人間関係を築いて来たかが人生を好転させる。
人生を振り返った時に
そういうひとつひとつに気付く映画にほろりとする。

 

『太陽の子』
意図せぬ方向に宇宙の法則を使い
世界の平和を今も揺さぶるとこととなるとは・・
これも神の領域を人間が犯したからだろうか?
人類を滅亡させる可能性も感じてしまう。
人の叡智を考える。

 

『花束みたいな恋をした』
永久不変の愛に恋い焦がれるものですが
残念ながら別れてもまた恋して生きる。
人生って実は奇跡の連続なのかも
恋は多くの幸福を人生に齎す素晴らしいものです。

 

『きっと、またあえる』
エネルギッシュなインドの学生達の青春、その頃の心に深く刺さったものって一生物ですよね。合えば時間も空間も一瞬に時空を超える
泥臭くても一生懸命な青春て宝だな。

 

『キャラクター』
スリリングさと鬼気迫る漫画家を演じる菅田将暉との駆け引きに心拍数も上がる。
殺人を犯しながらついにバトル末に
不気味なナイフを研ぐ音
もしかして入れ替わって・・続きは!?怖。

 

『私の知らないわたしの素顔』
SNSで偽りの人間になるって願望ってあるのかな
会いたいのに嘘がバレるので会えない関係
カウンセリングを経て末期
依存し恋って人生を崩壊させる力がある
怖。

 

『ミッドナイトスワン』
闇の中で輝く才能を見つけた輝きはまさにスワン。
 少女が海辺で踊るシーン美しさが心に刺さる。
愛を胸に飛び立つ姿は美しきスワン
多くの愛を胸に羽搏くいて欲しい

 

トップガン
ノリノリの音楽と戦闘機のエースに美しい女性とのロマンス、色褪せない普遍的なカッコ良さ
不屈のヒーロー
こういう時代だからこそ突き抜けたヒーローが望まれるんだろうな。

 

『死刑にいたる病』
人の心を支配する才能に長けた犯罪者に嵌る人々の悲劇
影響を受けて伝染するもんなんですね。
静かに深く心を支配する・・・。
ラストの彼女の行動にゾクゾクした

 

『恋妻家宮本』
台詞で
「正しいことと正しいこととがぶつかり合うと戦争になるけど、優しさと優しさがぶつかってもそうならない」
正しさよりも優しさで人と接することって
ひとつの答えですね

 

『ロマンスドール』
物として極まるものの 
やはり興奮への大事なものって思い入れなんですよね
最後の台詞
「最高の奥さんだったな。スケベで。」
一目惚れした園子の姿と思い入れが完成する愛の物語
 
『キリングフィールド 極限戦線』
緊迫したリアルな戦闘、危機感迫る緊迫のシーンはジョージアの事実を基に描かれる
この蛮行に無力な国連
無力感に襲われる映画 
 
『一度も撃ってません』
現実、危機迫る人生も行き過ぎると滑稽で笑える。俯瞰で見るとそういう可笑しみと哀愁
大人のコメディって、もっと制作されてもいいのにな。ユーモアって人生には大事です。
 

 
『鳩の撃退法』
あの嫁にそんな魅力あるのかなとか?
一家で殺されるぐらいの問題だったのか?とか気になる所残るんですが純粋に謎を楽しみ
結末を喜びことに徹するといい時間に変わる。
伏線回収に安堵。
 

ラスト、コーション
命懸けのスリリングな展開の中で
思想や損得を超えた男女の関係
結局、男女間の性に対する意識の違いなのかな?
濃厚で際どいスリリングな展開は愛をより際立たせる。
 
ラスト・クリスマス(2019)』
ワムのこの曲も切なく悲しい歌詞だもんね。
同様にこの映画もほろ苦い空気と儚き恋
この日はそういう審判の下される日なのかな
過ぎてみればこれもまた素敵な思い出。
 
『悪人伝』
何事にも怯まないキャラの濃い男達の信念と意志でトラブルを物ともせず突き進み手にするアグレッシブさ
パワフルに加えユニークな設定とスピーディな展開は痛快。