風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

2018 観た映画 アワード!昨年一番はこれだな。

2018年を振り返ると昨年も映画によって心を揺さぶられ感動したものです。
自分の中で整理しつつ思い出すとー。

思わず笑う作品から
ベストコメディは・・。
奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール
唯一無二の存在である奥田民生に憧れるが
彼女のわがままに翻弄されまくる。
ギャップが笑える。
それあってのラストシーンへ悟りの境地
侘・寂の世界へ到達してました。


やっぱり忘れたくない青春の日々ですね。
ベスト青春映画はこれ
『WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜』
豊かすぎる自然は
時に神宿るような不思議なこともありますが
自然は人の心を変え人生を変える
アナログな暮らしの良さ忘れてないですか?
笑えて泣ける。

時に男のハードボイルドも人生には必要
ベストアクションは・・。
シリーズですが『インファナル・アフェア』三部作。
インファナル・アフェア
潜入捜査って想像するだけでも
緊張の連続であり本人の精神的負担や苦労も想像出来るけど
映像となると息が詰まる遣り取りで心拍上昇。

インファナル・アフェア無間序曲
終わった後、物語の先をを想像したり
それに至る話を考えたりして二度美味しい作品
人間の感情はそれに至る物語あってこそ作品も深まるものだ。

インファナル・アフェア III』
因果な人の運命と人生、葛藤が生み出すドラマ
人のエゴといいますか
世の中から事件や事故はなくならないのは
描かれてるような人間関係ってから生み出される”情”が全てなのだろう。
誰しもがそこから逃れることが出来ない。

昨今の映像の素晴らしさは現実を超えてる世界表現
ベストアニメは・・
君の名は。
二人の出来事を超えた大きな力の存在を運命とするならば
その運命の糸を信じたい
心に広がるやさしさを信じたい
彼らの健やかな未来を信じたい
そんな事を願いながら観ながらのラストには本当に鳥肌が立ちました。

いつまでも心に恋愛を
ベスト恋愛映画は・・。
ラ・ラ・ランド
夢を追う人の輝きその煌きも
そうでなくとも人生として楽しめるならば
エンディング見つめ合うだけで分かり合える二人の映像のように
心で通じ納得出来るものにきっとなる。

映像美だけでも心が動く
スタイリッシュ映像大賞は・・。
花様年華
スタイリッシュな映像と音
主役のトニーレオンのセクシーさがこれまたよし!
恋愛のすれ違いの切なさも
別れの辛さもあるが過行く時の流れ
美しく甘美で廃退的なことも人生にはあるものだ。

映画には音楽は欠かせない
いい音楽は映画を引き立てますもんね。
ベスト音楽賞
『恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』
この映画の素晴らしい所はジャズのナンバーが素敵。
Jazz好きの私には名曲"マイファニーバレンタイン"が印象に残ってます。
ジャズには独特の色気がある
人生の浮き沈みをドラスティックでセクシーに彩る。
いいなぁ〜ジャズ!
映画音楽がいいなって久々の映画。

生きてれば恐怖もありますね。
ベスト恐怖映画・・は
闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』
人の闇がハッキリと見えるのもこの作品らしい所。
金を稼ぐってことも友情も生きるって元来大変なもの
だからこそ金も愛も全てが尊いのだ。

恐怖のあとにはものぼの良かった映画も
ベスト癒し映画は・・
『素晴らしきかな、人生』
人生の岐路に立った時に
心を支える柱にものを考える。
それは金や地位なんてものではないものなのだ。
全てを受け入れてその人と心を通わせる人との関係
そんな瞬間のすばらしさ。
タイトルの”素晴らしきかな人生”とはまさにそうなのですね。

最優秀作品は!
once ダブリンの街角で
見向きもされなかった雑然としたダブリンの通りに存在する等身大の人生とチャンス。
“沈みそうな船で家を目指そう。まだ時間はあるから”と歌われる歌がまた心に響く。
この作品に流れる空気感が心地良い作品でした。

以下はエントリ作品です。
今年はどんな映画と出会えるのかな心躍る。

『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』
老夫婦の共に歩んで来た歴史が刻まれた住居を売るってのは
相当の惜しさを感じるものだろうなぁ〜
過去と向き合い、人生を振り返ることになるもので
エピソードの数々が素敵に映画に散りばめられてて心を鷲掴み。

『22年目の告白−私が殺人犯です−』
エンターテイメント性って激情型の演出や役者の派手な煽るような演技
感情を揺さぶるような悪と善など上手く刺激するように作られてるものですね。
現実のニュースもどこか現実離れした犯人だったり
意外な被害者との関係だったり
事実は小説より奇なりってことありますもんね。
心地よい大どんでん返し映画。

花とアリス殺人事件』
繊細なあの歳に転向や事件へとカタチを変えて見える人間関係
特にあの時期って難しさがあったり、傷ついたり、傷つけたりで多感なんですよね。
今でもきっと未来では笑えることってあるんじゃないかな?
繊細なあの時期をミステリーも織り交ぜて鮮やかに輝かせる作品。

『牝猫たち』
お話しは、夜の性商売の世界から見える現代の夜
時代は夜作られるって言葉もありますが
まさに人生も夜作られるものじゃないだろうか?

『そんな彼なら捨てちゃえば?』
素敵な出会いとそれから築く関係ってものは
出会った瞬間に分かってはないけども
そこにある閃きに多くあるのかも? 
人生を楽しく豊かに生きたいって
肉食系女子の姿に逞しさを感じる映画

エヴェレスト 神々の山嶺
どんなに苦境に陥りそうでも
人生にはロマンを求める心がきっとあるに違いない。
それが人生と定義する人も少なからずいるであろう。
世界は広く人生にはいろんな価値観があり日々を過ごす。
そこにしかない充実を求めて・・。

セーラー服と機関銃 −卒業−』
受け継がれたのは、全盛期の角川映画のテイストそのままの空気に包まれ
甘酸っぱい青春物語は健在。
守りそして伝える
何だか映画の中と作品の背景がダブって見えてしまう。
これぞ青春の甘酸っぱさかな。

『君がくれたグッドライフ』
尊厳を持って生きる権利と同等に死ぬ権利もあってもいいのではないでしょうか? 
愛するものとの永遠の別れはせつない
だからそこ生を謳歌し日々を輝かしたいものです。

猫なんかよんでもこない。
このお話しって実話だそうですが
猫と共に生きること
楽しかった日々をことを回想するシーンの幸せと喜び
人生を豊かにする友だなぁ〜
猫好きは胸がときめくこと必至!

『ゴースト・イン・ザ・シェル』
さすがのハリウッド技術に日本アニメの世界の融合し
SFの世界を見事に実写で表現してますね。
それを凌駕するスタイリッシュな映像とスピード感
この世界に浸り痺れる世界へどうぞ〜。

夜は短し歩けよ乙女
あの天真爛漫を絵に書いたような黒髪の乙女に翻弄されたいって
心ならずも思ったりします。
それぐらい自然で甘美な不思議な世界
その一員になりたいような気がする
ファンタジーの世界は夢一夜だなぁ〜

『ニューヨーク,アイラブユー』
素敵な出会い溢れるニューヨーク
スタイリッシュな会話とジョークが人を引き立て
いろんなカタチの愛がある街に魅力がないわけないですよね。
ニューヨーク,アイラブユー!

『何者』
映画では演劇演出がありエンディングが曖昧だったように思うが
現実の鋭い展開から曖昧なエンディングこそ
この就活ってそのものように感じますね。
時には泥を被りカッコ悪い自分と向き合うことで
カッコ良く生きる術かも。

『愛しのロクサーヌ
登場人物の多くがボケまくり・・。
シュールなギャグ満載で笑える世界があるならば
ハンデを感じることがあっても笑いに変える発想
それこそが自らと世界を救うのかもー。

『武士の献立』
家族や夫婦の絆とは料理の如く
創意工夫と相手を思いやる心で築かれるものですね。

エリジウム
結末は個としてミッションを達成するとしても
この構造自体に変化はなくまた揺り戻しがありそうで
未来への明るい展望はないように思うなぁ・。(ネガティブ過ぎだろうか?)
結局、現代と同じく、自らの力で勝ち組へ行くしかないのか!?
天は自ら助くる者を助く。
ってことだろうか・・。

俺物語!!
剛田猛男の裏表のないストレートな心を持った男だから
応援したくなるのだろう。
最後には怒涛の恋の花火が打ち上がる
ブコメって思う王道の作品は楽しくなること受け合い。 
誰にもあった青春っていいね!

深夜食堂
人にしか、埋められない心の隙間。
温かな心でしか温まらない心ってものがあるもので
おまけにお腹も満たしてくれるなんて
素敵な場所ですよね。

ロゼッタ
格差社会と言われる昨今
普通の暮らしさえ夢のように思える現実に
何をどうそればいいのか?
心の底からの叫びのような涙
唐突に終わるエンド
あの差し伸べた手が温かであることを祈る。

『はじまりのうた』
映画の中でダンが言うのですが
「音楽があれば、陳腐でつまらない景色が美しく輝く真珠になる」
辛く先の見えなく落ち着かない時
一曲の音楽が心を救うってあるある!
そんな音楽をいろんな人種の坩堝のNYの街中でゲリラレコーディングのシーンがとても素敵。

グランド・イリュージョン
マジックのようにスリリングでスタイリッシュ
どんでん返しのラストといい 
予測不能の先を想像する楽しさ
マジックにかかったような映画のひと時。

『毛皮のヴィーナス』
怪しげな舞台このシチュエーションの後に訪れるブラック結末。
ん!?って感覚に陥る
ブラックなおとぎ話は大人のファンタジー

聲の形(こえのかたち)』
解放される瞬間の心地よさ
絆の持つ温かさ
自分の心が見ようとしなかったもの
開かなかったものが解放された時
この世界は変わる。

『LOOP/ループ -時に囚われた男-』
細かい事を言わないなら面白い展開に引き込まれる。
アダムは改心したのかな?
性根は死んでも直らないと言いますが・・。
あのパンを持った浮浪者へ出会うラストは・・
まだある危機ってことでしょうね。

太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−』
豊だからこそ、人は究極の状態を疑似であったても考える必要性を感じる。
もしその場に立ったならば
何が出来るでしょうか?
自分や未来を信じれるでしょうか?
問われてる気がします。

『マンマ・ミーア!』
人生の苦難はエンターテイメントに置換することで
どうにでも描けるのだなぁ
ビバ!人生って人必見。

『幸せなひとりぼっち』
厳しい状況をコミカルでシニカルな描き方が
これまた効いてくる作品であり説教がましくないのが上手いなぁって思う。
過去に触れることでまた心温まって生きれるってこともあるよね。

『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』
男臭い仁義と友情。
損得や金じゃないものが突き動かす戦いの中で稀に見る美学の世界
これぞロマン!熱いロマンが人生を熱くするものだ。

『三度目の殺人』
罪の重さが真実とは離れた所で決まってっしまう制度
損得や効率を求める心では人の罪は償えないものですよね。

『あん』
心の内側を表現することが鍵になる作品で役者や脚本、監督さんもなかなかの力量だと感心。
心を築くには日々の試行錯誤の上に成り立つものが人生であり
こそに至る道のりこそ、それぞれの人生の物語ですね。

『ブルーに生まれついて』
繊細で危ういバランスが生み出す音楽
才能の煌きの奇跡的な存在
チェット・ベイカーの危うい輝きも魅了されるものひとつですね。
少し憧れるような愚かさと甘美な転落危うく魅惑な人生。

『火花』
最も素敵なのは夢を追う人の幸福と輝き。
それが売れないにしてもこの輝きは人生の大きな財産。
何があってもあの絆と語りあったことは何にも替え難い唯一の人生。
コンビでラストの泣ける漫才といい
やっぱり素敵な物語だ。

『ふきげんな過去』
果子は未来が見えると言いい、どこか投げやりな日々を重ねる。
青春の闇とでも言えばいいのかな
仏頂面の過去をぶっ壊す日を夢見て・・。

ポンチョに夜明けの風はらませて
お気楽でイケイケな学生時代ってないこともないけど
この馬鹿騒ぎの後から来る寂しさってどうなんだろう?
考えたら人生の青春はお祭りみたいなものなのかも。
青春って過ぎ去って考えるとおバカで痛いものかもね。

ダンケルク
戦場で生死を乗り越えて見える夕景
その後の戦局にも繋がるであろうこの作戦
歴史は人の生き抜いた証の積み重ね
未来はきっとこの証が新たに作用し創られるものかも知れない。

秒速5センチメートル
人生は自分の想いだけでは進まないもの
だけど真実の想いは宝物にもなる
人が誰かを想い、そして別れることとなっても尊い

『ちょっと今から仕事やめてくる』
救われた後にある笑顔やそれを心から喜んでくれる大切に思ってくれる人の存在
自分も手を差し伸べられる人間でありたいとか
自分が窮地にあるときにこの作品を思い出したい。
この映画は人を救えるのではないかな?