その中になる鋭い視点。
「人間は快楽主義である・・生み出された快楽が大きければ、苦痛があってもかまわない」
そう人はインセティブがあるから行動するんだよね。
だからエコでものが売れるんじゃなくてエコポイントで売れる。
人の行動原則を踏まえて考えないとね・・。
さて次
「他人の気持ちを推し量ってなにかしようとすること、そんなことに興味はないし聞き飽きた。
あなたは本当はどうありたいのか。やむえないから働くのか。そんなことではない。
そこが聞きたい。一度しかない人生をどう生きたいのか。本音が聞きたいのである」
一度しかないのに永遠のように生きてないかな?
改めて思う人の有限性を・・・。
「教養はものを識ることとは関係がない。やっぱり人の心がわかる心というしかないのである」
人との関係なくしては教養も意味をなさない
心と心の交友こそが目的なのだから・・。
「順送りというのは、組織に明確な機能、目的がないということである。
今日は昨日の続き、無事是好日。それはそれでよい。
年寄りにはいいが将来の為にはそれですむまい」
組織に明確な目的がないから順送りか・・・
鋭い!そういう組織ってそうなってますよね・・。
他にも目次は・・
学習とは文武両道である
学問・経済・独創性
現代こそ心の時代そのものだ
真理をいえば身も蓋もないが
教育を受ける動機がない
いいたくないこと
一身にして二世を経る
ああすれば、こうなる
ありがたき中立
原理主義vs.八分の正義〔ほか〕
短い日常の中でここって視点を読むと
知ってたのに忘れてることって多いことに気付く。
『まともな人』ってタイトル
これも分かってるようで忘れてるんですよね。
バランスって大事だよなぁー・・。