風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『愛を読むひと』

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相手の最も大切な秘密を理解する優しさ
丹念に長い時間の中で描かれてて見てると
これって本を読んでる感覚だな・・。
何だろう中身と裏腹なこの世界観に浸るここち良さ・・
愛を読むひと』(The Reader)は、2008年のアメリカ・ドイツ合作映画(英語製作)。
ベルンハルト・シュリンクのベストセラー小説『朗読者』を
めぐりあう時間たち』のスティーブン・ダルドリー監督が映画化。
なるほどなードイツが舞台なのに英語なわけだわな・・
しかし一人で女性から老女まで演じる特殊効果以上に
ケイト・ウィンスレットの演技はすばらしく
彼女の性格や苛立ちまで見事。
中でも忘れられないシーン
「僕のことを愛してる?」微かに動かす首の意味するもの・・
面会で再会するテーブルで
置いた手に重ねる手をゆっくりと引っ込めるシーンの微妙な距離感や心の間合い
切なく重い時間の流れ・・
年老いても15歳の恋って永遠に続くものだよな
事あるごとに思い出し続ける。
あるよなぁ~そう言うセンチメントって自分にも・・