風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『深呼吸の必要』

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沖縄でさとうきび収穫時に雇われるアルバイトに応募してきた男女が
さまざまな苦悩とそれぞれの思いを抱きながらひと夏を過す。

生きてると何度か人生リセットして
どこか誰も知らない場所で生きてみたいなぁって思うことがありますよね。

きっとそんなIfがあったら
私も沖縄の青い海とリゾートで過してお金も稼げるってバイトに
釣られて応募してたかもなぁ~

しかし現実はキツイ労働があるんですがね
バイトの先輩、田所が言う
「ここには逃げてくるやつが多い」
本質的には向き合うじゃなくて田所の言うように
ここで何かが起こって人生リセット出来るんじゃないかな?って
気持ちになるのかもしれないですね

ここでの過酷な労働とシンプルに向き合いクタクタになるまで働き
それぞれに抱えたものに向き合ってしまうようなシンプルな日々
空には青空、夜の星。
家に帰ると美味しいおばあの作る沖縄料理。
おじいの口癖「なんくるないさ」=「何とかなるさ」はまさにここの暮らしの象徴
そんな本来の暮らしってものが生きる力を蘇らしてくれるんだろうね。

そして自殺未遂?リストカッターの女の子が言います。
「朝はくるんだね。くたくたになるまで働いてご飯を食べて、寝ても、朝はくるんだ」


現代の有り余る情報と欲望渦巻く日常に歪んだ人間関係
この複雑な暮らしって人を幸福にするのだろうか?って疑問。
大事なことに目を背けてる日常
自分にとって幸福ってなに?
深呼吸して空を見上げよう!