日本橋上の「麒麟像」で息絶えた被害者と容疑者
それぞれの家族や恋人が知らない心の内を
状況や証言から浮き彫りにして
真実に辿り着く・・。
東野圭吾さんの作品は巧妙な伏線の交錯が上手く
心理描写が絶妙なんですよね。
この映画も真実に迫る過程がうまく描かれてて
浮き彫りになるのが数学の問題を解いてるように
心地よく進んで行くんですが
どうも心に引っ掛かる何か・・・。
実は何も分かってない家族の閉鎖性や
学校の教師や仲間との関係性がどうにも嫌なんだよね
あの出来過ぎた被害者にも矛先が向くし
正解を出してる問題にモヤモヤする心。
やっぱ美しくないんだよね。
闇がドロドロし過ぎだなぁ。
お話とは関係なく日本橋上の”麒麟像”は見てみたい
確か日本の道路の基点ですよね。
吉野家も一号店って日本橋じゃなかったけ?
翼のある麒麟
ここから飛び立つっていいな。