さくらももこさん、イメージそのままの
まるこちゃんがそのまま
大人になったようなお話しの数々。
エッセイ第三弾だそうで今回初めて読みました。
虫歯の治療で笑気ガスを扱っている「歯医者に行く」では
ガスを吸うと歯医者に行くのが恐ろしくなくなるだとか
そんなガスあるのか?
面白いような恐ろしいような笑える話
そんなガス吸うのって治療よりも怖いじゃんかって思うんだけどね。^^
あの呑んだくれヒロシの憎めない男の
その後も半生も必見だし
基本は漫画と同じだけども一味違う
大人として接する親
やっぱ非常にリアル
ぐうたら過ぎて親が嘆いたり
上京してアパート暮らしの日々や
引っ越し結婚したり・・
その暮らしの中で別れ話でもめてる知らない人の前を
何回も通ることになった「ひろ子の揉め事」。
通りながら心で呟く言葉や葛藤は
まるちゃんそのまま^^
大人になってもまるちゃんは
まるちゃんなんですよね。
子供の頃の誰もが笑えるエピソードから
大人になるとより複雑で微妙なエピソードって
文章ならではシックリくる表現かな。
何気なくあるある満載の微笑えるエッセイを読むと
日常がこんなにも面白い世界であり
ネタが沢山あるものだって気付くものですね。
愉快なこの世界に目を広げるのもいいかなって思えます。