『キッズ・リターン』の10年後を描く続編
ボクサーになったシンジとヤクザとなったマサル。
10年ぶりに再会し・・・。
前作のラスト
あの夢破れてー
「俺たち終わったのかな?」
「これからじゃないか?」
・・・って名セリフのその後を想像し
気にもなってた作品の答えを目の当たりにすると・・
そうなの・・
リターンするもどうだよなぁー。
リアルで重たい現状と閉塞感に包まれた現実の世界ですが
マサルに触発されてシンジは
再びボクシングに取り組んでいく最中
今回の迷いを脱した原動力となったものは何だろうか?
マサルにしても厄介な立場で先は見えない
昔ながらの変化出来ない人間は
移り変わりの激しい現代に馴染めないのだろうか?
そんな事にも変わらない強さ
その心を支えるのは人の期待を背負ってるからだろう。
自分だけのことなら諦めてることが
背負うことで足腰が強くなれるのかも知れない。
時代に流されない強い心って簡単じゃないんだよね。