本領安堵の条件としての出家。
おとわのこの状況は変え難い
生きてると本人の意思でどうにかなるものと
どうにかならないものがありますよね。
どんな生き方もその人間の心持ちひとつってのはありますが
家を背負い未来を切り開くには見えない力も必要。
見えない部分では
政直の命を狙う北条の手の者がやってきてましたが
直盛に救われ間接的に鶴の親父の命を救い
計算出来ない運命に思わぬ力が働く
和尚の配慮もあり育つおとわ
和尚が言ってる只者ではない力が作用してるような気がします。
見えない皆の力の結晶が
次郎法師を井伊家の家督を継ぐ真の人間として育てる気がします。
まさに時代も環境にも選ばれし者なのかも知れないですね。