人生において窮地は
何の前触れもなく突如訪れるもの
その時においてどう振る舞うのか?
神に試されてるとされ思える。
私心を超えた公平な采配を下し
公を考慮した直親の器。
または義理父の奥山ともみ合いのすえ
刺殺してしまった政次の処遇にしても
次郎法師の心からの行いはまさに竜宮小僧ですね。
瀬名の窮地に陥った立場を慮る姿も同じく
私心を超えた心を持った徳のある人間は
言わずとも神の力を得て人生が開ける気がします。
斜陽の今川にあって
何が判断の基準になるのか?
それぞれが神に試されてるようですね。
大河の流れはそんなひとつひとつから変わるのかも知れない。