風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ふちなしのかがみ』 辻村深月

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「踊り場の花子」、「ブランコをこぐ足」、「おとうさん、したいがあるよ」
「ふちなしのかがみ」、「八月の天変地異」の5編が収録されたホラー短編集。

学校の怪談と言えばトイレの花子さん
これも辻村深月さんにかかれば「踊り場の花子」は
見事なミステリーの結末にゾクゾクと震え出すレベル。

お次の「ブランコをこぐ足」は”こっくりさん
この後、あの世界では話は都市伝説化したのではないだろうか?

タイトルでもある「ふちなしのかがみ」

やはり幽霊よりも現実の人間は怖いってことでしょうね。
いろんな殺人や事件はなくならないものですもんね。
怖い怖い・・・。

「八月の天変地異」は感動作!

好きだなちょっと想像させて
そこにある思う遣りや勇気ある子供時代っていいな

短い短編でいろんなテイストと気持ちを詰め込んだ物語は
スリルとサスペンスに感動

本を読みながらいろんな世界へ触れる楽しさ!