男が自分の子供と認識する為に
似たところを探して安心する心理が
あると何かで読んだ事がありますが
自分から出てくる母親に比べて実感が薄いのかもしれないですね。
産まれた後に育てる事でおやじはおやじと成りうるのかも知れません。
この映画の話にもどると
ここであなたの子供とのニアンスを漂わせて消える深雪。
幾つかの困難に直面し、同じテーマ(母親探し)に取り組む
この束の間の親子の関係は強い絆に変わる。
親も子によって育てられる側面がありますよね。
自分の事ならいい加減でもよかったものが
子供によって逃げれない責任。
その重圧が親になりうるものかも知れない。
絆が生まれて去る事はまた試練ですね。
忘れていた絆はありませんか?
<参考>
かつての恋人、深雪と偶然の再会
離婚したという彼女から小学生になる娘がいると聞かされる晴男。
行方の分からない深雪を探して
晴男はチハルを連れ立ち、2人で深雪さがしの小さな旅に出るのだった。