村上春樹が敬愛するフィッツジェラルドに
縁のある場所を訪れた話と
二つの短編を訳して載せてました。
フィッツジェラルドって作家は「華麗なるギャツビー」を
昔に読んだ事があるぐらいかな?
それと何かのTVで見た彼の人生についての知識しか無かったけど
薄い記憶が蘇って来ました。
遠い国の古き良きアメリカの作家ってイメージだったけど
生活した背景や時代を知る事と
あの「華麗なるギャツビー」を思うと
何か彼の人生そのものを感じ感慨深いですね。
それに共感する村上春樹さんや村上春樹を愛読する私は
少なからず彼の半生に感じるものがあります。
儚さや葛藤、光と影、栄光に挫折・・
美しくも儚いものって時代を超えて
そこにあるんですよね。
掲載されてた二つの短編
「自立する娘」 "On Your Own"
「リッチ・ボーイ」 "The Rich Boy"
もそんな世界観とフィッツジェラルド、ゼルダを
感じずには読めない作品。