風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「手紙」

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映画「手紙」ですが
罪を償うとは何を誰に対して責任を負うのか?
明確なようでいて、そうではない
罪について考えてしまうこの映画
ラストで「もういいじゃないかと思う・・」と被害者の親族が言うが
決して償うとは刑務所で時間を過ごす長さではない
償いとは傷が消えるって事で
残ってしまった傷はなくならないが
違う感情により相殺される状態を言うのだろう
そう考えると現在の刑務所のあり方を考えてしまいますね。
被害者の癒し、罪の重さを思うと
もっと真摯にニュースを受け止めないとのかもしれない
事件に麻痺してしまった自分の心を考えた。
あのラストの爆笑にまぎれて顔を下げて泣いている兄貴の姿に
胸が締め付けられた。