「この国には何でもある。でも希望だけがない。」
この本の印象的な言葉。
これが書かれたのは2000年
書かれえたディテールは今も変わらない
村上龍の先見の明には感心しますね。
この小説のポンチャン達じゃないけど
リセッションを望む人間は多いんじゃないかなぁ?
ガソリン税ですらまともな議論が出来ない政治家に
未来を託す気持ちに嫌気がさす。
大きな危機を想定せずミクロな危機にしか対応しない機構に
人々は何を思うのか?
希望とは現時点から将来へ向けての願いだと思うが
願いってのは刻々と変化して変わる。
最大公約数の幸せの仕組み作りが国作りなら
国民にとって何が幸せなのか?
将来どうしたいのかのビジョンが必要ですよねぇ。
そこにその時に暮らすのは子供達だから
嫌気がさして立ち上がるのも分かるなぁ。
痛みを伴う実感なしに仕組みは変わらないのだろうか?
だとしたら愚か過ぎる。
エクソダスする?