この『偉大なる、しゅららぼん』は9位だった様子。
さて、お話は不思議な能力を持つ主人公、涼介と宿敵、棗家や
謎の能力者との駆け引きに歴史を絡めて・・
万城目さんの作品って奇想天外な話なのに
コミックを読むが如くすんなりと読みやすい文体と次へとスピーディーな展開。
それぞれのキャラクター設定が活き活きとして
ストーリーが勝手に展開するような世界が
心地よくあっさりと過ぎて行きます。
登場人物がお話を勝手に拡散させ
散らばったお話を上手く纏める力量と
エピローグもうまく読後感がまたポイント高く
さすがザ・エンターティメントって感じ。
これも映画化すれば面白そうですねぇ
読んだ人は分かると思うけど
”しゅららぼん”が映像で表現しにくいかな・・。
力をもって守ろうとするものは重要じゃなくて
守ろうとすることが意味をなしてたのかな・・。
伝統ってそういうもんですよね・・
ちなみに
「鴨川ホルモー」の映画面白かったなぁ
映画レビュー
http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/59117018.html