主人公"花"は人間の姿をした“おおかみおとこ“と恋に落ち
“雪“と“雨“と言う子供を授かり
悪戦苦闘しながら子育てが始まるー。
繊細なタッチで描かれるアニメーション
人の心までも繊細に描かれてて
こちらも繊細な気持ちになるものですね。
夫の死と引っ越しての田舎暮らし
人は親になることで
学ぶことって多くあるんですよね。
子も全て親の手の内にあった時は過ぎ
打ち明けられない秘密が増えたりして
葛藤と苦悩し成長する。
客観的には分かるなぁー
自分が生きて来た成長を振り返ると
誰しもがあったんじゃないだろうか?
気付かない間に
自分の力を超えて生きていく
親離れの時がやって来るもの・・。
それは子の試練と言うよりは
親側の試練であるのかも知れないですね。
長女"雪"は人として生きることを選択し
長男"雨"はおおかみとして生きることを選択するんですが
どちらにしても
全て親の思うようにはならないもの
それぞれに意志を持って
自らの人生を切り開くものでしょうね。
真剣に向き合った親子の絆は消えることなく
これからの生きる糧になると信じてやまないー。