写真週刊誌“SCOOP!“のパパラッチ都城静は芸能スキャンダルを追う。
編集部の新人記者の行川とタッグを組みスクープを獲得していった先には・・・。
映像と構成はさすが大根仁監督。
それに加えて役者は福山雅治と二階堂ふみ
脇も良く副編集長の吉田羊、同僚の滝藤賢一、リリーフランキーは助演男優級だけど・・。
あまり話題にならなかった記憶があります。
興行的な話よりも映画の評価ですが
スピーディな展開で
スクープカメラマンのギラギラしたエグさと熱さ
ゲスな面白さを刺激するんですが
最近のだと不倫報道はまんまゲスな世界
ちょっと前ならば昔のフォーカス、フライデー、フラッシュ時代
この映画の舞台なんでしょうね。
何が正義なのか?
撮る側も取捨選択の基準は人情だったりするのが
これまたドロドロしててエグさが出てるな。
スクープをもにして成長する新人や
昔の相棒の助けを借り
無理をクリアして失ってくものもある。
それが良くもあり悪くもある
矛盾と無秩序が人の世なんですよね。
割り切り走り抜けた生き様は痛快エンターテイメント。
ラストの新人の野火に「最後に愛した女に、記事を書いてほしいんじゃない」との副編集の言葉が良かったな。
信じた道を駆け抜けろ!エンターテイメント映画。