風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『SCOOP!』

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写真週刊誌“SCOOP!“のパパラッチ都城静は芸能スキャンダルを追う。
編集部の新人記者の行川とタッグを組みスクープを獲得していった先には・・・。

映像と構成はさすが大根仁監督。
それに加えて役者は福山雅治二階堂ふみ
脇も良く副編集長の吉田羊、同僚の滝藤賢一リリーフランキーは助演男優級だけど・・。
あまり話題にならなかった記憶があります。

興行的な話よりも映画の評価ですが
スピーディな展開で
スクープカメラマンのギラギラしたエグさと熱さ
ゲスな面白さを刺激するんですが
最近のだと不倫報道はまんまゲスな世界

ちょっと前ならば昔のフォーカス、フライデー、フラッシュ時代
この映画の舞台なんでしょうね。

何が正義なのか?
撮る側も取捨選択の基準は人情だったりするのが
これまたドロドロしててエグさが出てるな。

スクープをもにして成長する新人や
昔の相棒の助けを借り
無理をクリアして失ってくものもある。

それが良くもあり悪くもある
矛盾と無秩序が人の世なんですよね。


割り切り走り抜けた生き様は痛快エンターテイメント。

ラストの新人の野火に「最後に愛した女に、記事を書いてほしいんじゃない」との副編集の言葉が良かったな。

信じた道を駆け抜けろ!エンターテイメント映画。