風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『once ダブリンの街角で』

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ダブリンでストリートミュージシャンをする男と彼の歌に心を惹かれた女の子
やがて二人のセッションは美しいくレコーディングを自費ですることに・・。

音楽が人の心を繋ぎ
心を揺り動かし、時に支えになり、癒しにもなる
人生を前に進めるこの音楽と言うもののすばらしさを感じる最中

音楽によって繋がった多くの登場人物が
それぞれの都合によって
またそれぞれの地に離れるシーンは切なくもあるけど
未来の夢に向かって勇気も湧く感情に何ともリアル。

想いを残したまま別れた元彼女との関係や
チェコからの移民だというヒロインは貧しく生活に追われ

現実は想うようなことばかりじゃないけど
見向きもされなかった雑然としたダブリンの通りに存在する等身大の人生とチャンス。

“沈みそうな船で家を目指そう。まだ時間はあるから”と歌われる歌がまた心に響く。

この作品に流れる空気感が心地良い作品。