風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ブラタモリ (2) 富士山 東京駅 真田丸スペシャル(上田・沼田) 』

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NHKのTV番組『ブラタモリ』の今回は第二巻となる
東京駅、富士山、「真田丸」ゆかりの土地である上田・沼田を収録。


毎週TVを楽しみに観てるんですが
BOOK版の2巻を読んでみました。

読んでると、そうそうと思い出すものに加えて
本版はエピソードや図に文字や写真が加わり
なかなか面白い図鑑を眺めてるような雰囲気もあります。


自転車が趣味の私は
街を自転車散歩もよくするのですが

この番組の影響かな?河岸段丘を想像したり
地形から太古への想いを巡らせつつ散歩することも頻繁にあります。
このディープな街歩きって深ければ深い程に面白いもので
そのヒントにもなります。

さて、この本の目次を紹介するとー
第1章 東京駅
東京駅のレンガに残る秘密/丸の内の地下に残る謎の段差
八重洲の「天井も床も下がっている喫茶店」の理由/江戸城外堀の痕跡

第2章 富士山
富士山はなぜ美しい? 富士山本宮浅間大社/富士山の裾野はどこまで?/美しさの秘密がわかる「宝永火口」
富士山の美 謎の「ダイダラボッチの足跡」/富士山にはかつて2つの山頂があった?
富士山頂 人はなぜ富士山頂を目指す? 富士浅間大社奥宮/山頂火口と剣ヶ峰/旧・富士山測候所を訪問

第3章 真田丸スペシャル(上田・沼田)
上田 真田信繁の父・昌幸が作った城の秘密 独特な石垣の秘密/野球場はかつて何だった?/上田泥流層を巧みに利用
沼田 真田信繁の兄・信之が行ったまちづくり 河岸段丘と城下町の守り/段差を克服した利根軌道


タイトルだけでも読みたくならないですか?
東京駅の形状の不思議な謎を解き明かし
現代の技術での復元や関連施設の配置や流れ
一体の空間を想像しつつページを捲り

時に富士へ東京へ上田へ・・

過去に生きた人々の相違工夫と自然のコラボ
本の中のブラタモリは資料やエピソードも加わり
これまたまた良し!