予想外の要求する人質立てこもり事件。
事態は思わぬ展開に進むことになる・・。
伊坂さんの世界が広がり
読んでる間、夢中に捲るページ
このクオリティはさすがですね。
作品を振り返るとー。
犯人や警察への場面展開
時間を戻り背景に変わったりの変幻自在の小説
それに加えスピード感が虜にするツボなのかな。
読者を楽しませるネーミングの遊び心や仕掛け
別作品に繋がる登場人物やら仙台やオリオン座、
『レ・ミゼラブル』の一節だったり
ちょっとしたサービスが全編に満載で一言で言うならば
これが伊坂ワールドなんだろうな。
物語に星座の神話が出て来るのですが
夜空を見上げて星と星を繋げて物語を想うって素敵ですよね。
そのエピソードじゃないけど
オリオン座を見ると物語をも思い出すかもな
ワンダーワールドに浸る幸せってある。