風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「善く士たる者は武ならず。・・・・」 老子

今週、心に引っ掛かったニュースは米国デモの拡大
時を同じく中国の一国二制度でのデモ、横田滋さん死去。
 
アカデミー賞映画「グリーンブック」舞台の時代は違えど今も差別は残り
人の存在する限り人が人を上下に考える人間は無くならないのかも知れない。
愚かな事をまた利用して狼藉する輩も同じく存在し悲しくもある。
 
中国の話も同様に国が人権や約束を無視し圧力を加えるってこれまた大昔からあるやり
 
そんな狭間で横田さんのように正義があっても報われない人の無念
 
人の行為に失望する残念な一週間でした。
 
今週は老子の言葉です
 
 
              善く士たる者は武ならず。
       善く戦う者は怒らず。
       善く敵に勝つものは争わず。
       善く人を用うる者はこれが下となる。
       これを不争の徳と謂い、
       これを人の力を用と謂い、
       これを天の極に配すと謂う

                       老子
                   (訳)
       立派な武士は、強がらない。
       戦さ上手は、誘いに乗らない。
       勝つことの名人は、やたらと喧嘩腰にならない。
       人使いの巧者は、相手の下手にでる。
       これが不争の徳である。
       不争の徳は、人の力を最大限に利用する。
       これが天道の極意である。
 
 
老子の言葉にはやはり真理がある
いろいろと展開を想像してみるけども
正義は遠いですね老子さん。