風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論2』 小林よしのり

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1の感想で書いた様に
リテラシーの重要性が書かれてましたね。
戦前は平和と言うと非国民となり
現代では国家と言うだけで右翼になる
立場が違うけど
バランスを欠いた状態は同じですよね。
なぜそう極端なんだろう?
普段の生活にしても
個と公のバランスを取りながら
生きてるはずだが・・
何故か反抗期の子供の様に
反論して正義感ぶるマスコミにもうんざりだしね。
最近の日本の閉塞感は何だろうか?
21世紀に入って二世議員以外で首相になった人は居ないし
憲法9条を守っていれば平和になり
戦後平和だったのは日本国憲法のおかげだって唱えてた人達は
今回の北朝鮮のミサイル発射をどう思っているのだろうか?
どうやらおかしいんじゃないか?
皆、気が付いたんじゃないかなぁ?
今回の戦犯は誰なのか?
時代に裁かれる人達はまた変わり身早く
今度は逆に振れるんでしょうかね?
批判する人は読んでから言って貰いたいよなぁ。
冷静に真実とは何か?
現代の世界情勢は今も同じ
作られた正義と戦争って今もそのままですよね。
自分にも国家にも否定的な人に生きる理由を問う
存在理由と現在、そして未来へと続く思い。
この疼くものへと熱い力そんなすばらしい本でした。
W.H.オーデンの詩の一節ですが・・。

卑しい言葉は卑しい者しか発しない
そして、卑しい言葉だとたちどころにわかる
だが、立派な言葉は ―ああ、こいつが厄介だ
よく注意して考える必要がある
それが真に善なる声なのか
卑しいけれど、耳に心地良く聞こえる声なのか