風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『おくりびと』

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納棺師という仕事が一般の人から忌み嫌われるのは何でだろうか?
生きる事と死ぬ事は繋がってるって意識がれば
死を忌み嫌う事はないだろうと思うのですが
そういうものを排除して明るい日の当たる部分だけ見て生きる現代社会では
その影に存在するものを事を汚らわしいと捕らえるのだろうか?
そう思う人も100%死ぬのにね。
その同じ仕事でも、どんな志を持って仕事に取り組むかで
全く違って来るのも興味深いものですよね。
ラストシーン近くに出てくる納棺師(父を納棺しにきた葬儀業者の人)ってのは
どんな仕事をしてても蔑まれるのは当然だと思う
仕事の対象に対してモチベーションを持ち価値を感じる全ての事は
存在する意義があるんじゃないでしょうか?
尊厳のある最後の旅立ちを助ける儀式は素晴らしい仕事だよなぁ
あと印象的なのが
思いが時を越えて伝わる事の尊さと
文章でない石文って事が何ともいいですよね
それは受け取る側の耳を傾ける
心も映されるわけですからねぇ
相手を受け入れた瞬間でもあった訳ですから
印象的ないいシーンでだったなぁ・・
音楽への思いも同じく心のやり取りかな?
相手への思いが伝わりますよねぇ
心を送り伝えるって素敵な瞬間。