風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ハート・ロッカー』

イメージ 1

バグダッドにてイラク駐留米軍の爆弾処理班ブラボー中隊は
前任者の爆死により新たな班長ジェームズを迎えた。
死を恐れない彼の指揮の下、中隊は残り40日の過酷な任務をこなすってお話ー
顔のクローズアップに
夜の闇、瞳を捕らえるカメラ
臨場感があり手に汗握る瞬間の連続
そんな任務の中人はどこに希望を見出すのか?
仮に日本が参戦した場合
何に血を流すのか?
ここに納得出来る理由が存在するのだろうか?
アメリカ人とて同じではないだろうか?
アメリカの信じる民主主義と自由に血を流す
このことに彼らは誇りを持って任務に応じてるのだろうか?
本国での休暇に彼は何を思ったのか?
また舞い戻る戦地。
まさかとは思うけど・・。
この過酷な任務にはドラッグのように一瞬に輝く恍惚が存在するのではないかと思う。
まさかなぁ・・いや・・。
人はチープな事に人生を賭けるおろかな存在なのかもしれないよね。
昔、私は単車で峠をありえないスピードにとり付かれたように走ってましたが
人の行動原理って崇高さよりも単純だったり
感情であるのかも知れないな・・
そんな心を抉るいい作品でした。