風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『海角七号 君想う、国境の南』

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台湾映画としては歴代1位の大ヒットを記録した映画で中国では上映禁止。
お話は日本人が台湾人女性へ綴った60年前のラブレターの行方と
現代の若者のストーリーってことで面白そうかと・・観ました。

野外フェスの為に結成された地元バンドの面々は
個性豊かで活き活きと生きてるって感じで
南の島っぽいくノスタルジーもあり
演奏の途中に思わせ振りな間奏といい
王道のラブストーリーも展開されて
昔のアイドル映画かよ!って感じでしたけど

サイドストーリーの日本人が台湾人女性へ綴った60年前の手紙に
綴られた想いはとても哀愁のあるお話で
こっちメインで構成したらいいのになぁ・・。なんて思ってました。
メインストーリーも日本人と台湾人の恋が展開されるんですけど
現代は気持ちさえあれば一緒になれる自由さってあるんですよね。

障壁がある方が文学や映画そして人生もかな
豊かに感じるのは何故なんだろう?
ある覚悟と募る想いが人の気持ちを昇華させ奮闘するものじゃないかな。
今の時代は幸か不幸か逆なんですよね。
自由を手にして失ったものも大きいのかもしれないね。