オタク系高校生のアンドリューと友人3人は巨大な穴を発見する。
そこで“特殊能力“を手に入れそれが次第に力を増し・・・。
特殊能力で他愛のないイタズラをして笑う所までは
ほのぼのだったけどー
その力を使い自分の利益や欲望に向かい
それが徐々に膨らむ姿
止めようとする友人を殺め
友人を傷つけ家族に向かう
箍の外れた終末は圧巻のシーン。
高層ビルディングのガラスは砕け落ち
パトカーは吹き飛び
ヘリは墜落して転げ回る。
アニメっぽいけど
これを実写で表現する所はさすがハリウッドですね。
この迫力のあるリアル映像ってアメリカ人好みなのかな?
全米公開時に大ヒットを記録したそうです。
ストーリーで印象的だったのは
力を得た人間の傲慢な振る舞い
きっとそれを持つことの出来ない器であることの証明ですね。
何だか現代の世界や個人の真理に当て嵌るな。
神にしか持つことの許されないものを所有してしまう悲劇
後戻り出来ない間違いに
傲慢にも気付くことなく過ぎ去る日々。
世界は世紀末に向かってるのかも知れないと思うと
この映画深いなぁ~怖さも倍増です。